地域決勝に挑み続ける男、佐野達。サウルコス福井監督の知られざる素顔
(c)Tete_Utsunomiya
愛媛で開催された地域決勝1次ラウンドの取材を終えて、久々に自宅に戻ったのも束の間、8時間後には荷物を詰め替えて再び次の旅に出た。ワールドカップ・アジア2次予選、対シンガポール戦(11月12日)と対カンボジア戦(17日)を取材するためである。
思えば10月初旬の沼津取材(最新の『フットボール批評』に記事を書かせていただいた)以降、尋常でない取材スケジュールが続いていて、自宅に2日以上くつろいだことがない。家族をはじめ多方面にご迷惑をおかけする心苦しさは感じているものの、旅芸人のような生活はあと2週間ほど続きそうである。
さて今回は、愛媛での地域決勝について触れることにしたい。今大会は、今年から取材を続けているFC今治を中心に取材したのだが(総括コラムはこちら)、一方で目を引いたのが、佐野達氏がGM兼任で監督を務めるサウルコス福井の圧倒的な強さであった。アルテリーヴォ和歌山との第1戦ではオウンゴールの1点を守りきり、阪南大クラブとの第2戦では攻撃陣が爆発して4−0と大勝、そして今治との第3戦では激しい点の取り合いで2−2とし、最後のPK戦には敗れたものの勝ち点7の堂々首位で決勝ラウンド進出を果たした。
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