明治安田J2リーグ第32節レビュー 栃木SC戦 ●1-2【鹿児島ユナイテッドFC・AWAY】
明治安田J2リーグ第32節レビュー 栃木SC戦 ●1-2【鹿児島ユナイテッドFC・AWAY】
2024/9/22(日) 19:03キックオフ
【AWAY】栃木県グリーンスタジアム
天候/気温/湿度 晴 / 22°C / 90%
入場者 4,650 人
鹿児島ユナイテッドFC 1ー2 栃木SC
(前半 1-0 後半 0-2 )
得点者
2分 圓道 将良
81分 小堀 空
90+3分 南野 遥海
7連敗という逆境の中、アウェーで栃木戦に挑んだ鹿児島。
もはや勝利しか許されない状況で、選手たちには重圧がのしかかる。
ところが今節は、蓋を開けてみると冒頭から鹿児島の選手たちが躍動する時間が続いた。
そしてそのポジティブな流れの中で鹿児島が先制した。
試合開始早々から、栃木陣内でボールを握っていた鹿児島は、2分に左サイドからのコーナーキックを得る。そこからのこぼれ球を圓道将良が持つと、エリア左からゴール右を狙ったシュート。
これがサイドネットを突き刺し先制点。
対する栃木も、この後攻勢をかけるが、鹿児島の集中した守備でスコアは動かない。
このまま1-0で前半を折り返した。
後半からも、それぞれ追いかける栃木と突き放したい鹿児島は、一進一退の攻防を互いに見せあう時間帯が続いていく。
しかし81分、栃木はロングスローからのこぼれ球を、エリア内に飛び込んだ小堀空が頭で触り、放物線を描いたボールが泉森涼太の手をかすめゴール。土壇場で栃木が追いついてみせた。
さらに勝ち越しをめざして猛攻をしかけていく鹿児島だが、この後の展開は鹿児島にとって非情なものとなった。
90+3分、鹿児島のファールがPKの判定となり、栃木に逆転のチャンスが来る。
このPKを南野遥海が冷静に押し込みゴール。土壇場で栃木が逆転に成功する。
結局これが決勝点となり、鹿児島は1-2で敗戦。
素晴らしい入りを見せた試合は、終わってみれば悪夢の8連敗となった。
次節鹿児島は、9月28日(土)18時キックオフ ホームで水戸ホーリーホックと対戦する。