【無料記事】【記者会見 J1第10節 福岡-川崎】「サポーターに応えようと選手が攻守にアグレッシブに行ってくれた」/鬼木達
2023明治安田生命J1リーグ 第10節
2023年4月29日(土)17:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/9,053人
結果:アビスパ福岡 1-3 川崎フロンターレ
得点:[川崎]登里享平(12分)、宮代大聖(47分)、オウンゴール(65分)、[福岡]鶴野怜樹(85分)
◎鬼木達監督(川崎):
Q:試合を振り返って
「まず、この雨の中で本当に多くのサポーターが駆けつけてくださって、それに選手がしっかり応えようと非常にアグレッシブに攻撃も守備も行ってくれたこと、もうそこに尽きるかなと思います。やはり、先制点の重要性というものも感じていますし、あとは前節からの反省で言うと追加点のところ、そういうものを前半終わって言いましたけれども、すぐに後半のところで表現できたこと、それは彼らの進歩だと思いますし、姿勢だと思いますので、これに満足することなく、また一つずつしっかりと戦っていきたいなと思います」
Q:先制点を取り始めていますけれど、チーム変化の兆しみたいなものは何か感じられていますか?
「そうですね、少しずつありますね。それは勝つために何が必要かというものを選手たちも非常に感じていると思いますし、そういう意味で言うと、もう姿勢の部分だと思いますけれども、仮にこういう姿勢をしっかり出していけば、先制点が取れなくても必ず逆転とか、そういうふうなところまで持っていけると思いますし、より勝つためには、特に自分たちのサッカーからしたら先制点が非常に有効になることは間違いないので、そこはリスクを恐れずやっていること。それは本当に彼らの素晴らしい姿勢だと思います」
Q:瀬古選手の動きがかなり効果的に見えました。話せる範囲で結構ですが、彼に与えた役割やポジションのことについて教えていただけますでしょうか?
「本当にいろんな役目をしてくれる選手なので、以前にも話したかもしれませんけれど、ゲームの状況を読める選手の1人ですので、ビルドアップで必要であればピックアップしますし、そこが必要でなければ前線で絡んでと。なおかつ彼は本当に広い視野を持っていますので、そういう意味で言うと、そこのゲームコントロールのところなんかも非常に上手にやっていたかなというふうに思います」
[中倉一志=取材・構成・写真]