4年ぶりに「使命感をもって」高知を取材する理由 「写真はイメージです」に対する現場主義者の答え
今週は久々に、地方取材の旅に出る。金曜は神戸にて、J1のヴィッセル神戸vsセレッソ大阪。土曜は三宮からバスで今治に移動して、J3のFC今治vs松本山雅FC。そして日曜は、特急しおかぜと南風を乗り継いで高知へ。その日はJFLの高知ユナイテッドSCvsFCティアモ枚方を取材する。高知には2泊して、クラブ関係者にもインタビューする予定だ。
現在J1で3位につけていて、勝ち点55で並ぶサンフレッチェ広島とFC町田ゼルビアに3ポイント差で追い上げている神戸の戦いは、確かに気になるところ。けれども今回の旅のメインは、普段なかなか中央のメディアで取り上げることのない、四国の2クラブである。
まず、今治。J3に昇格して5シーズン目の今季は、何と大宮アルディージャに次ぐ2位につけている。首位とは11ポイント差だが、3位のカターレ富山とは6ポイント差をキープしており、自動昇格圏内のままフィニッシュする可能性は十分にあり得るだろう。J2昇格となれば、岡田武史オーナーとなって10年での悲願達成。ちなみに今季、チームを率いるのは、元日本代表の服部年宏監督である。
次に高知。こちらはJFLで首位を独走し続けている。残り11試合で、2位の栃木シティFCに10ポイント差。この両者は10月6日、高知ホームで対戦するが、ここで高知がライバルを蹴落とせば、JFL初優勝に向けて一気に視界が開ける。あとは、今年7月に提出したJ3クラブライセンスの結果次第。それに加えて、ホームゲームで「1試合平均入場者数が2000人に到達し、かつ年間入場料収入が1000万円に到達していること」という条件もクリアしなければならない。
今回の取材での個人的な注目点は、のちほど詳しく述べる。その前に、タイトルにある「写真はイメージです」について、言及することにしたい。
(残り 1681文字/全文: 2441文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ