宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」10月前半戦(編集部・森衿子)
先週公開の徹ルポ『新しい専スタが「しれっと」金沢にできた理由 金沢ゴーゴーカレースタジアム誕生秘話』は、多くの方にお読みいただきました。また、この記事をきっかけに、WMにご入会いただいた方もおられ、大変嬉しく思います。末長くお読みいただけるWMとなるよう、これからも「宇都宮に一番近いメディア」として、言葉と写真をダイレクトにお届けしてまいります。
宇都宮の独自視点で迫るシリーズ・徹ルポは、一般メディアではいわゆる「数字が取れない」と言われるテーマも採り上げています。ですが、数字だけでは見えないもの、クラブの経済的な規模だけでは語れないところにも迫ります。その徹ルポを成立せしめているのも、日頃、こうやってWMをサポートしていただいている会員の皆様あってこその話。読者の皆様に心から感謝しつつ、今日もこの原稿を書いているのですが、その気持ちをちゃんとお伝えできているかなぁ、と気になっています。なので、まずは事あるごとに、こうやって言葉でお伝えするようにしております。
宇都宮はこの金沢取材の後、4年ぶりの北海道取材を満喫してきました。今週末からはTHE ANSWERでの連載『地方創生から見た「Jリーグ30周年」』の取材で長崎に伺います。長崎も新スタが話題ですが、宇都宮は長崎で何を見て、感じるのか。記事を楽しみにお待ちください。
さて、WM10月前半戦の予告です。第1週は、久々にハーフウェイカテゴリーにフォーカス。今季の北海道リーグを制した、BTOP北海道の矢野哲也代表のインタビューをお届けします。札幌出身で、柏レイソルと愛媛FCに所属していたものの、21歳で現役引退した矢野さん。そこから、どのような過程を経てBTOPの社長に就任して、どのようなクラブづくりを目指しているのでしょうか? 謎に包まれたクラブの過去と現在、そして未来について宇都宮が切り込んでいきます!
第2週は、前Jリーグチェアマンの村井満さんが上梓した『天日干し経営』がテーマ。純然たるビジネス本ではありますが、サッカーファンにとっても刺激的で学びの多い内容となっております。今回、初の著者インタビューを依頼したところ、村井さんから快くOKをいただき、じっくりとお話を伺ってきました。さまざまな業界で常態化している「隠蔽体質」。その真逆にある「天日干し」をすることで、どんな効果があるのか? 本書を手に取る前に、ぜひお読みください!
村井さんといえば宇都宮の新著の進捗報告を。現在、間もなくゲラの第2稿の作業に入る段階とのこと。発売までの道程も、いよいよフィナーレに近づいてまいりました。皆様に表紙をお見せできる日も着々と近づいております!
また、宇都宮は長崎取材のため、来週の関東での天皇杯準決勝の取材は断念したのですが、12月9日の決勝の舞台に立てるのはどのクラブになるのか、注目しております。そして、10月15日は、松本での信州ダービーを取材予定です。現地で宇都宮を見かけた方は、どうぞお気軽にお声がけくださいね。
それではWM10月前半戦もご愛読賜りますよう、よろしくお願いいたします。