宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」6月前半戦(編集部・森衿子)

 今週に入り、日本列島に近づく大型で非常に強い台風2号が心配ですね。梅雨前線も北上するタイミングで、大雨による災害にも注意が必要です。

 先日、『日本のプロスポーツ現場に浸水のリスク 「人ごと」ではない気候変動』という報道で、「このまま気温や海面の上昇が進んだ場合、2050年に毎年のように浸水するリスクを抱える地域にある競技場」として、Jリーグではノエビアスタジアム神戸、フクダ電子アリーナ、ポカリスエットスタジアムの名前が挙げられていました。

 その中には入っていないヤマハスタジアムでも、昨年、集中豪雨による冠水があり、被害の動画をジュビロ磐田の公式Twitterがアップしたところ、再生回数24万回以上の注目を集めました。

 豪雨災害が日常的になった今、気候変動問題への関心や、災害への備えなど、フットボール目線でも気にかけたいところです。

 さて、ご心配をおかけしております宇都宮の左膝の怪我ですが、おかげさまで杖なしで歩けるようになりました。お見舞いをいただいた皆様、ありがとうございました。

 書籍の執筆もブラッシュアップを終えて、ようやく入稿。いったん原稿が手を離れました。ここからが詰めの作業です。

 6月といえばYFFF(ヨコハマ・フットボール映画祭)。宇都宮は2日目の18日に参加予定です。今回は「徹壱堂」の出店はありませんが、現地でお目にかかれれば、お気軽にお声がけください。

 それではM6月前半戦の予告です。

 第1週は毎年恒例、そのYFFFについて紹介します。今回のビジュアルのテーマになった、アメリカ女子代表のドキュメンタリー作品『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』をはじめ、ラインナップ7作品の内容と見どころを紹介。YFFF実行委員長の福島成人さん、そして澤野雅之さんにお話を伺いました。今年のYFFFは、6月17日と18日に横浜のかなっくホールで開催。ご近所の方、お時間がある方は、ぜひご参加ください!

 第2週は、最近何かと話題の「シーズン移行問題」がテーマ。御茶ノ水界隈からのリークじみた報道が続く、この問題。当WMでは、大手メディアとは異なるアプローチでシーズン移行の是非を考えたいと思います。具体的には「寒冷地クラブのサポーター」「WEリーグのウインターブレイク」そして「欧州でのシーズン移行の事例」。それぞれの当事者、そして専門家との対話の中から、議論のポイントを抽出していきます。

 最後に告知を。

 kotobaの夏号が6月6日に発売されます。宇都宮の連載第2回も掲載予定ですので、ぜひお読みください。

 次回ハフコミウェビナーは6月12日に開催。WM読者にはお馴染みの、ドイツで指導者兼ジャーナリストとして活躍する、中野吉之伴さんを特別講師にお招きします。

 THE ANSWERでの連載「地方創生から見たJリーグ30周年」。次回はサンフレッチェ広島の「スタジアム」がテーマです。

それではWM6月前半戦もご愛読賜りますよう、よろしくお願いいたします。

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