私の背中を押した「同時代」「集大成」「天日干し」 「Jリーグの日」に書き上げた新著についての続報
先週の月曜日、2023年5月15日は、Jリーグ30周年の記念日。当日は都内で、30周年記念セレモニーとシャレン!アウォーズが開催された。私は別の取材があったため、残念ながら参加が叶わなかったが、この日は個人的に嬉しい出来事があった。
ついに、書籍の執筆が終了したのである!
今回の書籍の取材は、昨年の4月23日から今年のGWのさなかである5月2日までかかった。一方、執筆のほうは昨年6月17日からプロローグの執筆を開始。台割を緻密に吟味しながら、インタビューできたパートからランダムに書き溜めてきた。その作業が、ようやく先週の月曜日に終わったのである。
もっとも「執筆が終了した」といっても、とりあえず台割(だいわり)の通りに書き上げた段階であり、ここから何度もブラッシュアップを重ねる必要がある。さらに編集者のチェックと校閲が入り、取材に応じていただいた方々への確認作業も進めなければならない。むしろ大変なのは、ここからだと言ってよいだろう。
それでも、いったん書ききったことで、作品の全体感は見渡せることが可能になった。これは非常に重要なことで、全体のバランスと調和を意識しながら、一気にディテールを詰める作業が可能となる。何しろ今回の作品は10年スパンの物語であり、インタビューした人物は(過去に取材したものも含めて)40人にも達する。
これまで経験のない大作だけに、私にとって「まずは書き切ること」が、何よりも重要であった。それが、本書のテーマである「Jリーグ30周年」の記念日と重ねることができ、深い感慨と安堵を覚えているところだ。そんなわけで以前お約束したとおり、今週は大きな区切りを迎えた私の新しい書籍について、WM会員の皆さんに先行してお知らせすることにしたい。
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