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ラーメンとサッカーの「二刀流」人生を続ける理由 元Jリーガー・盛田剛平のセカンドキャリア<3/3>

ラーメンとサッカーの「二刀流」人生を続ける理由 元Jリーガー・盛田剛平のセカンドキャリア<2/3>

「コンビニにウチのカップ麺が並ぶような名店になりたい」

──お店のラーメンは、基本的には店長さん、あと盛田さんも作っていますよね?

盛田 作っています。さっき「店長に修行に行ってもらった」と言いましたけれど、店長が覚えてきたものを僕が教わって、オーダー(スープ張り、麺上げ、盛り付け)はできるようになりました。ただ、仕込みのところは今も勉強中です。

──盛田さんご自身、調理の勉強はされたんですか?

盛田 千葉に「食の道場」という教室があって、そこで短期集中で勉強させていただきました。本当は7日間のカリキュラムなんですけれど、僕は時間もなかったので3日で習得しました。「もっと早く行けばよかった」と思えるくらい、ものすごくいい環境でしたし、指導する方も素晴らしい人たちばかりでした。今でも時間を見つけて、スープの研究をしているんですが、そこでの学びがベースになっています。

──メニューですが、濃厚中華と淡麗煮干し醤油、塩そば、鶏白湯。ラーメンって、いろんな系統があるじゃないですか。煮干し系にしたのは、ご自身がお好きだからですか?

盛田 武蔵浦和に「まかないへきる」さんというお店があるんですが、実はそこが修行先だったんですよ。そこのお店が、濃厚中華と淡麗煮干しだったんです。

──なるほど。スープの味は受け継ぎつつ、盛田軒としてのこだわりは随所に感じられますよね。スープの熱さとか、チャーシューの素材とか。

盛田 わかっていただいて嬉しいです(笑)。やっぱり熱々の状態でお出ししたいですし、チャーシューも炙りとレア、どちらも試行錯誤しながら作っています。

──ラーメン屋のスタイルって、定番メニューの再現性を突き詰めるタイプと、さまざまなメニューを開発していくタイプ、大きく2つに大別できると思います。盛田軒の場合はどちらですか?

盛田 後者ですね。お店の名前は、もりたラーメン研究所を略して「もりけん」としているんです。ですので、営業時間以外はいろんなことを研究しています。製麺についても粉の配合を変えてみたり、まかないでもいろいろなメニューを試してみたり。

──ということは今後、メニューは何か増やしていく予定はあるんですか?

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