2023年のJFLが昨シーズンと違うこと 注目は「カズロス」とJ3との入れ替え
本題に入る前に、まずは告知から。
3月22日の水曜日、東京・高円寺のKITEN!にて、コロナ後初となるリアルイベントを開催する。(参照)。テーマはJFLでゲストも豪華だ。皆さんお馴染みのロック総統、蹴AKE11(シュウアケイレブン)のオットナー参謀長、そして私。MCは今回、井上マーさんにお願いすることにした(この顔ぶれに、思わずニヤリとする方もいることだろう)。
開場は19時30分。20時から90分間にわたってトークを繰り広げ、その後は会場の皆さんと二次会(懇親会)を行う。最近はオンラインイベントにすっかり慣れてしまったが、久々のリアルイベントなので大いに楽しむことにしたい。
そんなJFLも2023シーズンが先週末に開幕。私もムサ陸で取材してきた(参照)。そこで感じた、昨シーズンとの一番の違いは、開幕からの声出し応援解禁。入場者数に限りがあるので、Jリーグほどの迫力はないものの、ようやく「コロナ以前」の状況に戻りつつあることに、密やかな感銘を覚えた。
声出し応援以外にも、今年のJFLはいくつか注目すべき点がある。個人的に気になっているのは、以下の7つ。
1)なし崩しで決まった15チーム開催
2)「カズロス」=集客問題
3)今年の国立開催は何人集まる?
4)2チームが名称変更
5)1960年代生まれの監督が6人!
6)どうなる? 昇格と降格と入れ替え戦!
7)予想が難しい今季の優勝争い
以下、それぞれについて解説していこう。
1)なし崩しで決まった15チーム開催
奈良クラブとFC大阪がJ3に昇格。地域リーグからブリオベッカ浦安と沖縄SVが昇格し、降格なしの16チームで開催──するはずだった。ところがFC神楽しまねが、経営難のためJFLを退会(編集部註:3月14日に運営会社が破産申し立て)。決定したのが1月23日だったため、今季のJFLは15チームでの開催となってしまった。
毎節7試合で1チームが休み。奇数でのリーグ戦を歓迎するサッカーファンは、ごくごく少数派であろう。この問題は昨年7月には表面化しており、年内には決着するはずだった。そうなっていれば、地域CL3位の栃木シティFCを繰り上げ昇格させるという判断もできただろう。決断を先送りしたJFLの判断には、大いに疑問が残るところだ。
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