宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」1月前半戦(編集部・森衿子)

 皆様、あけましておめでとうございます。今年も元日に天皇杯決勝がなかったお正月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 宇都宮の元日は、夫婦で浅草をプチ観光したそうです。浅草にもコロナ禍以前の賑わいが戻ってきたようですが、世界はまだまだ落ち着きそうにもありません。2023年も、サッカーを通じて何ができるか? 何をしようか? 宇都宮徹壱ウェブマガジン(WM)のチャレンジは続きます。何卒ご愛読賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 WMのお正月更新スケジュールは、元日(日・祝)に新春コラムを掲載いたしました。いつも火曜日に掲載している「徹壱の日記」ですが、3日(火)はお休みとさせていただき、4日(水)掲載となります。以降は通常どおりの更新予定です。

 その新春コラムの内容ですが、昨年暮れの1228日、森保一監督が今後4年間、引き続き日本代表を率いることが決定しました。この時の会見に違和感を覚えた宇都宮は、さっそく苦言を呈しつつ、今年の抱負についても会員の皆様向けに語っております。詳しくはコラムをお読みいただくとして、ここでは今年のWMのテーマをお伝えいたします。

「私たちの国にもサッカー文化を!」

「女子サッカーをブームではなく文化に」と言ったのは、2015年女子ワールドカップカナダ大会の決勝前の記者会見での日本女子代表キャプテン、宮間あやでした。ブームを「国民栄誉賞」として政治利用しては使い捨て同然にする国に、文化は根付くのか。収益性も考慮せずに新国立競技場を建設し、30年にわたって年10億円もの国費が投入される東京五輪の「負の遺産」を「聖地」と呼べるのか。

 こんな国で「サッカー文化」を求めるのは無謀な闘いかもしれません。ですが、個人メディアだからこそ、できることがある。宇都宮だからこそ、やらねばならないことがある。使命にも似た決意で迎えた2023年です。皆様にはWMへのサポート、叱咤激励をいただきたく、改めてお願いする所存です。

 さて、WM1月前半の予告です。

 1月の第1週は、毎年恒例のフォトギャラリー。今年は昨年1120日に開幕した、ワールドカップ・カタール大会を取材中に撮影した写真から、よりすぐりのカットをお届け。宇都宮にとっては最後となるワールドカップ取材。その独自の眼差しを感じていただきつつ、熱狂の日々を蘇らせてみていただければ幸いです。

 第2週は、カタール大会での日本代表についてフォーカス。ただし、単なる戦術論や日本代表論ではありません。『日本代表とMr.Childrenの著者のひとりである、音楽ライターのレジーさんが登場。「カタール大会の森保JAPANは、実は『ドーハの悲劇』以降の日本代表の歴史の答え合わせではないか」という宇都宮の仮説に対して、レジーさんが切れ味鋭い評論を展開していきます。

 最後に、WMでも「徹ルポ」として片鱗をチラ見せしている宇都宮の新著情報を。執筆も粛々と進行中で、昨年5月からスタートした関係者への取材も、今月でようやくすべて終了する予定とのことです。そろそろ新著の全貌が明らかになる日も近い?

 新著執筆も佳境を迎えつつある1月。前半戦も怒涛のごとく走り抜けそうな予感ですが、今年もWMをどうぞよろしくお願いいたします!

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