宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」10月前半戦!(編集部・森衿子)

 先月の台風被害に続き、宮崎県では週末深夜に強い地震が発生しました。宮崎県の方々はもちろん、近隣県の方々も心配な夜をお過ごしだったと思います。今後1週間程度は余震の可能性もあります。どうぞお気をつけてお過ごしください。

 また、サッカーファミリーに馴染みの深い静岡市清水区では、いまだ豪雨被害による断水が続いていて、同区の山間部では道路が崩落しているエリアもあります。あらためてお見舞い申し上げるとともに、皆様のご安全と、一日も早いライフラインの復旧を心よりお祈り申し上げます。

 2011年の東日本大震災以来、被災地支援のボランティア活動を続けているちょんまげ隊長ツンさんのことは、WM読者の皆様には説明不要かと思います。先日のWMの記事中でもご紹介しました、被災地の学生たちにワールドカップを体感してもらうプロジェクト「トモにカタールへ」クラウドファンディングはまだまだ継続中です。こちらへのご協力も引き続きよろしくお願いいたします。

 それではWM10月前半戦の予告です。第1週は、10月9日に新国立で初めて開催されるJFLの試合にフォーカス。この日、クリアソン新宿対鈴鹿ポイントゲッターズが開催されます。「ビジネスもサッカーも全力で!」というクリアソンと、カズの加入でアウェーの集客記録を次々と塗り替えてきた鈴鹿。いずれもシーズン序盤は注目されましたが、クリアソンはJFL最下位から脱出できず、鈴鹿はJ3ライセンスの資格が剥奪されたまま、今季の昇格はなくなってしまいました。今回は、クリアソンの丸山和大代表と鈴鹿の森本美行取締役の対談から、両クラブの現状を浮き彫りにしていきます。

 第2週は、月1の #徹ルポ。シリーズ「Jリーグ現代史」の第3回ということで、前副理事長の原博実さんが登場します。現在、大宮アルディージャのフットボール本部長となった原さんですが、Jリーグでは当時の村井満チェアマンとの見事な補完関係を構築しつつ、積極的な情報発信を続けていました。この「村井・原」のコンビはいかにして誕生したのか? コロナ禍で密かに討議されていた「東西分割開催案」とはどのようなものだったのか? そしてJリーグでやり残したことと何か? 原さんにはJリーグ時代の思い出をざっくばらんに語っていただきました!

 最後に宇都宮の近況を。天皇杯も今月で佳境。10月5日の準決勝は鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府を取材します。しかし、天皇杯決勝が行われる10月16日は、何と全社の2日目! 2005年大会から続いた宇都宮の決勝連続取材記録が、ついに途切れることとなりました……。とはいえ、全社を全力で取材いたしますので、毎年恒例の速報レポートをお楽しみに!

 取材の合間の10月8日には、久々のリアルイベントに出演! 楕円の窓が並ぶ印象的な建築物も一見の価値がある、東京都武蔵野市の武蔵野プレイスにて19時より、千田善さんがメインのトークイベント「お善だて」に、長束恭行さんと共にゲスト出演します。テーマは「オシムな今を」。チケットはこちらからお申し込みください。なお、残席僅少となっておりますので、お申し込みはお早めにどうぞ。

 来年に向けた書籍企画は、取材と並行して執筆も順調に進んでおります。詳細情報の公開はもうしばらくお待ちください。

 それでは10月前半もWMのご愛読をどうぞよろしくお願いいたします。

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