2022年09月22日 12時00分　
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■国内のeSIM＋現地SIMカードのセットが最強な理由

──では次に、現地の通信事情について伺います。われわれ取材者は、空港に到着するとすぐに現地のSIMカードを購入してiPhoneに装着します。ツンさんはカタールでのSIMはどうされていたんでしょうか？

ツン　一番楽なのはドコモの格安ブランド「ahamo」です。ahamoだと、２９７０円で20GB使えるんですから、もう最高ですよね。もちろん、日本での契約がそのまま使えるので、本当に便利です。

──ということは、現地でSIMカードを買うよりも、日本で準備をしたほうがはるかに楽だということですか？

ツン　楽だし安いです。Ahamoに関しては、スマホ用のeSIMもあります。

──すみません、eSIMというのは？

ツン　SIMは２種類あって、一般的なのは実際にスマホに装着する小さいカード型の物理SIMですね。eSIMは端末本体にあらかじめ埋め込まれていて、QRコードの読み取りや専用アプリのインストールなどで携帯電話情報を書き込むというものです。僕は２種類のSIMを併用していて、これだったら完璧ですね。

──今、調べたら、私が使っているiPhone13 ProでもeSIMをアクティベートできるようですね。２０１８年以降に発売されたiPhoneであれば対応しているようです。Appleユーザーなのに、初めて知りました（苦笑）。今回、eSIMのahamoを使って、３０００円以内だったということですが、20GBあったら足りますか？

ツン　僕、10日間で結構SNSやっても、6GBくらいしか使わなかったので、おつりが来る感じですね。ただ、ahamoは、20GBの海外高速データ通信は１５日間までしか使えないという縛りがあります。

──ということは、ワールドカップをフルカバーする人だと、ahamoのほかに現地SIMも買っておいたほうが安心ということですね？

ツン　滞在期間が２週間以内であっても、現地SIMも買っておいたほうが良いですね。なぜかというと、現地の電話番号がもらえるからです。もし現地で何かあった場合、PCR検査とともに現地の電話番号が必要になるんです。

──確かに、コロナでなくても現地の電話番号は重要ですよね。

ツン　あとEHTERAZのアプリって、ahamoだと認証できないんです。ローミングではなく、位置情報が現地の回線やWi-Fiにつなげないといけないんですよね。

──これもまた、非常に重要な情報ですね。

ツン　そうなんです。ですので、SIMカードは現地の空港で買って、eSIMは国内でahamoにするというのが最強のセットだと思います。現地のSIMは10GBで４０００円くらいですが、1GBで１０００円くらいのものも売っています。あと、今はものすごく円安が進んでいますので、１１月に金額が変わっている可能性があることは、念のためお伝えしておきます。

──これ以上の円安は本当に勘弁してほしいところですよね。ちなみにWi-Fiに関しては、まったく問題なしですか？

ツン　まったく問題ないです。カタールは先進国で経済的にも豊かなので、Wi-Fiはどこでもつながりますし、通信速度もしっかりしていました。心配なのは人口３００万人の国に、実際に１２０万人の旅行者が入国してどうなるか、ですね。

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【無料公開】ちょんまげ隊長ツンさん「最後のお願い」　「トモにカタールへ」に協力してください！＜２／２＞

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