伏見ガクが清水エスパルスを応援して何が起こったか にじさんじ×Jリーグのコラボを振り返る<2/2>
<2/2>目次
*同時接続2万人、コメントは1分間で1000以上!
*YouTubeでの展開は「Z世代に刺さりやすいから」
*今後は「メタバースやWeb3.0でも」サービス提供?
■同時接続2万人、コメントは1分間で1000以上!
──Jリーグとにじさんじのコラボは、時期でいうといつからいつまででしょうか?
深田 楽天コレクションでの販売期間だけでいうと、4月27日から5月23日までの1カ月です。ただし、販売開始に向けてツイートをしていましたし、それがきっかけでスタジアムに足を運んだ人がいます。助走期間も含めると、3月上旬から5月下旬ということになりますね。
──先ほどVTuberのコラボによって、公式アカウントでの「いいね」の数が増えたというお話がありました。Jリーグとしては、コラボ企画が始まる前から、にじさんじのパワーというものを確信していたのでしょうか?
深田 われわれが初めて、にじさんじの人気を実感したのは、どのVTuberが18クラブの担当になるのかを決める動画をアップした時ですね(参照)。この時、同時接続が2万人いました。これはとんでもない数でして、流れてくるコメントは1分間で1000以上はありましたね。あまりのスピードに、全部は読めないくらいで。
──2万人というのは、まさにJ1のゲームの観客数に匹敵する数字ですね! 1分間で1000以上のコメントが流れてきたというのもすごい話です。どんな感じの内容だったのでしょうか?
深田 僕が見ていて思ったのが、フォロワーの皆さんのコメントが、どれも温かみが感じられたんですよね(笑)。こういうライブ動画って、荒れるコメントが多かったりするんですけど、そういうのはほとんどなかったです。そのうちJリーグファンと、にじさんじファンの心温まるエピソードなんかも届くようになりまして。
──それ、興味あります! どんな話なんでしょうか?
深田 たとえば伏見ガクさんのファンが、今回のコラボ企画をきっかけにJリーグを見るようになったそうです。伏見ガクさんは清水エスパルスの担当だったんですが、それがきっかけで初めて日本平に足を運んで、そこでJリーグの魅力を知ったと。今では清水ファンのお父さんとの会話も増えて、草刈りのボランティアにも参加したそうです。
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