「こんな時代だからこそ」マスコット大集合! FUJIFILM SUPERCUP 2022<2/2>
今週は2月12日に日産スタジアムで開催された、FUJIFILM SUPERCUP 2022でのマスコット大集合をフォトギャラリー形式でお届けする。後半では、Jリーグマスコット総選挙の発表、そして今年からスタートしたマスコット大運動会の模様をお届けすることにしたい。
2022年のスーパーカップは、総選挙と大運動会の両方が開催された年として、マスコットファンの間で銘記されるのかもしれない。こちらのコラムにも書いたとおり、今年で10回目を迎えた総選挙は曲がり角に来たと感じている。これまでどおり、マスコットが大集合してわちゃわちゃするのは大歓迎。その上で殺伐とした人気投票に代えて、Jリーグアウォーズに「ベスト・マスコット賞」を新設するというのが、かねてからの私のアイデアである。
繰り返しになるが、マスコットにコンペティションは似つかわしくない。大運動会は、いちおうは勝敗を決める競技が行われたものの、結局のところ茶番以外の何ものでもなかった。しかしながら、ゆるゆるの茶番から醸し出される癒やしこそが、私たちがマスコットに求めている本質的な部分ではないか。そうして考えるならば、今後は総選挙ではなく大運動会が、Jリーグ開幕の風物詩となっていくのかもしれない。
スーパーカップのハーフタイム、今年の総選挙の結果が発表され、優勝はマリノス君に決まった。
スーパーカップ優勝を喜ぶ、浦和レッズのゴール裏の前を台車に載せられたニータンが通り過ぎる。
スーパーカップの余韻も冷めやらぬ中、再びマスコットたちが大集合。皆、はちまき姿がりりしい。
司会進行はご存じ、平畠啓史さん。そして総選挙で優勝したマリノス君は、オブザーバーとして参加。
東日本のクラブは紅組、西日本のクラブは白組となり、それぞれヴァンくんとギランが主将を務める。
「優勝したチームへの賞品は……ありません!」という平ちゃんの発表に、ベタにずっこける関西勢。
最初の競技は玉入れ。なぜかヴァンくん、カブレラの頭に玉を入れ始める。カブレラはいい迷惑。
それでも紅組は、ベガッ太が脚立を使って効率的に玉を入れる。「頭を使ったので許します!」と平ちゃん。
憤懣やるかたない表情で玉を数える白組主将のギラン。玉入れは紅組の勝利に終わった。
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