宇都宮徹壱ウェブマガジン

「沈黙のゴール」を目にして思い出したこと(2021年8月28日@日産)

 8月最後の土曜は、日産スタジアムで横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズの取材をチョイス。ワクチンの副反応の影響もあり、これが東京五輪終了後初となるJリーグ取材である。「The CLASSIC」と銘打たれたこのカード。オリジナル10で降格を経験していない両者による対戦は、トップリーグを舞台に29年間途切れることなく続いている唯一のカードだ。

 2位の横浜FMは前節、首位の川崎フロンターレに1ポイント差に肉薄。5位の鹿島は、2位から18ポイントも引き離されている。とはいえ、通算での対戦成績は、37勝10分け28敗で鹿島が大きくリード。横浜FMが鹿島に勝利したのは、2019年4月28日のホームゲーム(2−1)が最後。そろそろ、苦手意識を払拭したいところだろう。

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