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香川真司を描いたら海外からオファー? イラストレーター りおた

 2021年最初のインタビューは、動画にてお届けすることにしたい。登場いただくのは、山口在住のイラストレーター、りおたさん。昨年12月、防府市にあるイタリアンレストラン、ピッツェリア・ベル・ジョーコにて、5年ぶりの再会が実現した。

 りおたさんと初めて出会ったのは、レノファ山口FCの取材で山口市を訪れた2015年のこと。この時に描いていただいた、私の似顔絵がこちらである。

 極端なディフォルメの技法を用いながら、モデルの内面をしっかりと描ききる画力に、若き才能の発露を見る思いがした。それから5年。りおたさんはスポルティーバでの連載を持ったり、ダルビッシュ有投手の記念館で個展を開いたり、確実に活躍の場を広げていった。ところが当のりおたさん自身は、故郷の山口から出てくる気配は一向に見せない。その理由が、ずっと気になっていた。

 インタビューの前半では、山口という土地にこだわる理由から始まり、五輪イヤーとなるはずだった2020年の大規模個展のこと、さらにはInstagramでアップした香川真司のイラストをめぐる騒動などについて語っていただいた。なかなか聞くことのない、りおたさんのリアルボイス。この機会にお楽しみいただければ幸いである。(収録日:2020年12月16日@山口県防府市)

後編に続く

レノファがあるから山口でがんばれる! イラストレーター りおた

 

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