宇都宮徹壱ウェブマガジン

フォトグラファー「デビュー戦」の日に 旅するカメラ(2017年5月21日@水原)

 5月20日に開幕した、FIFA U-20ワールドカップの取材で韓国の水原に来ている。昨日は移動とアクレディテーションカードの取得、そして日本代表の前日練習の撮影で一日が終わった。夜は、繁華街で夕食を摂りながら、ホスト国の韓国とギニアの取材をTV観戦(3-0で韓国が快勝)。韓国のゴールが決まるたびに、店の中が歓声で包まれ、大会がそれなりに盛り上がりそうな気配を感じる。

 水原を訪れるのは、実は今回が初めて。2002年のワールドカップでは4試合が行われたが、私はどの試合も取材する機会がなかった。国際空港がある仁川からはバスで2時間ほどで、人口は120万人。朝鮮戦争の時は、一時的に臨時首都になった歴史を持つ。それなりに大きな街だが、英語はほとんど通じない。私はハングルがまるっきり読めないので、食事のときは何かと苦労することになりそうだ。写真は今日の昼食。席についたら問答無用で出てきた(笑)。

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