【無料記事】「ベトナムのメッシ」グエン・コンフォンに熱狂する人々 今日の現場から(2016年7月31日@Ksスタ)
東京都知事選挙が行われた31日、ケーズデンキスタジアムにて水戸ホーリーホック対ツエーゲン金沢のゲームを取材。今回の取材は後日、スポーツナビでコラムを掲載する予定なので、ここでは写真メインで短めに。
この試合のトピックスといえば、今季水戸に加入した「ベトナムのメッシ」ことグエン・コンフォンが初スタメンとなったこと。そして、ベトナム航空のチャーター便を利用して、水戸のホームゲームを観戦するツアーが企画されたことだ(およそ70人のベトナム人が駆けつけた)。J2の地方クラブに、海外からの観戦ツアーが組まれること自体が驚きだが、ベトナム人のコンフォンへの崇拝ぶり、そしてコンフォンの徹底したファンサービスぶりもまた新鮮な驚きだった。
この日のプレー時間は53分で、シュートは1本のみ。ピッチ上で結果を出すには、まだまだ時間がかかりそうだ。それでも「ベトナムのメッシ」は水戸のみならず、Jリーグの地方クラブのあり方を根本から変えてしまう可能性を感じさせる。今後の水戸とコンフォンの動向に注目したい。
<この稿、了>