RYUKYU SOCCER PRESS

今季のスローガンは『FORWARD -琉球進撃-』。2021シーズン新体制発表会を実施(後編) #fcryukyu

 

今季J2リーグ3年目を戦うFC琉球。2021シーズンの始動日を前日に控えた19日、チームは那覇市内で新体制発表会を行った。

発表会には琉球フットボール株式会社代表取締役の倉林啓士郎会長をはじめ、小川淳史取締役社長、廣﨑圭代表取締役副社長兼スポーツダイレクター、樋口靖洋監督、新任の神野卓哉強化部長が出席。

そしてDF上原牧人、DF山下令雄、DF村瀬悠介、MF中川風希、MF清武功暉、MF澤田将、FW清水慎太郎、FW清水慎太郎、FW赤嶺真吾の新加入8選手が会見に臨んだ。なおG大阪から完全移籍で加入のMF市丸瑞希と期限付移籍から復帰のMFハモンは欠席した。

この会見のレポートを2回に分けてお届けする。今回は後編。監督、選手、そして強化ポイントについて伺った。

→《前編はこちらから》

 

 

――神野卓哉強化部長、挨拶

こんにちは。今シーズンより強化部長に就任しました神野卓哉です。今まで選手、そして強化、あと女子(チーム)ですが監督をやらせてもらって、今までの経験をFC琉球にすべて捧げる気持ちで来ました。樋口さん、そしてチームを全力でサポートできるように頑張っていきますのでご支援よろしくお願い致します。

 

――樋口靖洋監督、挨拶

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
今シーズンの意気込みということですが、FC琉球がJ2にチャレンジして今年で3年目です。そして私もクラブでの仕事が3年目ということで、そういう意味では非常に大事な区切りの年だと思っています。昨年はコロナ禍でなかなか難しいリーグ戦でしたが今シーズン、しっかりとチーム全員で戦いきって目標を達成したいと思います。

その目標は一言、J1昇格。これを目指していきます。そのためには勝点が80必要だと思っています。昨年は14勝8分20敗で勝点50。つまり今年はプラス30を伸ばさなければいけない。非常に高い山かもしれません。ただ、その高い山をしっかりとチーム全員でチャレンジして登りきりたいと強く思っています。昨年の20敗のうち、10試合勝ち試合にすれば(昨年の勝ち星と合わせ)24勝となる。単純にそれを目指してやっていきたいと思います。ここにいる新加入の選手、それから昨年から引き続き残っている選手。この31人のメンバーと、近くで支えてくれる神野(強化部長)を加えて戦っていきたいと思います。

 

それとこちらにユニフォームが並んでいますが、J2リーグ3年目という部分において毎年われわれは進化していると思っています。ただし、進化は変化ではなく、これまでの積み上げをしっかりと大事にしていきたい。つまり、われわれは目標を達成するためにもちろん変化していくことは大事ですが、これまでの積み重ねというのをしっかりと大事にしながら、われわれのスタイルでJ1昇格という結果を出すということにしっかりとこだわって、貫いて目標を達成していきたいと思います。

固い決意を持ち、強い団結力を持って今シーズンを戦っていきたいと思います。ぜひ今シーズンのご支援ご指導のほどよろしくお願いいたします。

 

――樋口監督による新加入選手紹介

まずは上原牧人。昨年の8月から強化指定選手として来てもらっていました。昨年は途中交代が多かったんですが非常に多くの試合で絡んでもらいました。彼の特徴はダイナミックなプレー。(昨年11月1日の第30節)大宮戦でゴールを決めたときのようなオーバーラップからしっかりとシュートを決めてくる。そういった持ち味をぜひ今年も発揮してチームに貢献してほしいと思っています。

 

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