長崎サッカーマガジン「ViSta」

ViSta コラム:『県総』と『トラスタ』と「V・ファーレン長崎」。今と昔、そしてこれからの物語

そのスタジアムとV・ファーレン長崎の物語が始まったのは、まだこのスタジアムの設備が古く、みんなから『県総』と呼ばれている頃だった。長崎県総合運動公園内にある競技場だから『県総』。当然ながら、どの県にも県総合運動公園があり、大抵は県総と呼ばれているので実にありきたりな呼び名である。プロクラブが長く地元になかった長崎のサッカーファンにとって、『県総』で天皇杯を見るのは何よりの楽しみだった(横浜フリューゲルスの公式戦もそう)。

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