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【トピックス】七牟禮蒼杜・西村蓮音(V・ファーレン長崎U-18)、来季加入内定記者会見レポート

22日、V・ファーレン長崎なごみクラブハウスでV・ファーレン長崎U-18に所属する七牟禮蒼杜(ななむれあおと)、西村蓮音(にしむられん)の来季トップチーム昇格内定記者会見が開催された。

会見には七牟禮・西村蓮音の2人とともに、鎮西学院高等学校の川﨑健校長、竹村栄哉V・ファーレン長崎テクニカルダイレクター、森保洋V・ファーレン長崎アカデミーヘッドオブコーチングが参加。

左から森保ヘッドオブコーチング、竹村TD、七牟禮蒼杜、西村蓮音、川﨑校長

「率直にプロサッカー選手の第一歩を踏み出せたことをうれしく思います。加入1年目のシーズンから良いアピールをしてスタメンに加わっていけるようにやっていきたいと思います(七牟禮蒼杜)」

「小学校1年生の頃から関わっているクラブでプロになれることを嬉しく思います。プレミアリーグ昇格を置き土産にできるよう頑張っていきたいと思います(西村蓮音)」

2人に続いて、森保ヘッドオブコーチングは「アカデミーとしてトップ昇格は一番に目指していることなのでうれしく思います」と語り、「学校側の協力があって人間力を養えており、その協力に感謝しております」とアカデミー生が通う鎮西学院高校に謝意を伝えた。

続いて竹村栄哉テクニカルダイレクターが2人のトップ昇格を決めた理由を説明。七牟禮については「高校1年生のときから見ていて、成長を感じてトップ昇格を決めました。特に海外留学してからプロへの意識も強くなったと感じた」と説明。西村に関しては「初めて会ったときにプロになりたいと言ったことが全て。プロとはなるのではなく勝ち取る面があるんですが、若い選手はそういう気持ちを見せないことも多い中で気持ちを感じたし、スキルの高さもあった」とトップ昇格の理由を説明した。

鎮西学院の川﨑校長は、学校での七牟禮を「リーダー的な人物で、特にU-18のキャプテンとなってから責任感が増した」、西村を「物静かだが、定期試験で高得点を取るなど努力ができる選手で、トップの練習に呼ばれるようになった頃から自信をも出てきて、社会人として振る舞えるようになった」と評した。

会見にはアカデミーを支援するパートナー企業も参加

その後の質疑応答で七牟禮は「アカデミーに入団したときからプロになることを考えてきたので昇格が決まったとき嬉しかった。プロはシビアな世界なので自覚を持ってたくさんの人に応援される選手になりたい」とコメント。

西村は「昇格が決まったときはすぐに実感が湧かなかったんですけど、今はとても嬉しいです。小さい頃からスタジアムに通っていて、(U-18の)原田(武男)監督を見ていたので、その舞台に立てたことを嬉しく思います」と語った。

reported by 藤原裕久

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