長崎サッカーマガジン「ViSta」

【年頭コラム】~謹賀新年。ようこそ2023年~


V・ファーレン長崎にとって大きな勝負の年、2023年になりました。

長崎市中心部にサッカー専用スタジアムを中心とした施設を整備する「長崎スタジアムシティプロジェクト」の完成は現時点では2024年の秋。完成予定を前年に控える2023年シーズンにJ1昇格というのは、チームにとって義務レベルでの目標だ。

そのための戦力については、昨季のシーズン終了後から着実に整えてはいるが、チームスタイル転換に合わせた選手の入替えや補強は容易ではないし、リーグ自体も勝ち抜くのが難しくなっている。V・ファーレン長崎も進歩しているし必死なのだが、相手もまた必死に進歩しているのである。

それでも勝たねばならないのが今年だ。

そして、そんな難しい中で勝利するからこそ、大勢の人に元気、力、希望、楽しみを与えるのだ。個人的にはそんな年を迎えられるのが、目の前で見られることが・・不謹慎かもしれないが実に楽しみである。

苦戦にハラハラとし、チャンスに胸を高鳴らせ、敗戦に落ち込み、試合後に少しばかり愚痴りながら、翌日はまた期待を高め、勝利には純粋に歓喜する。そうしてシーズンが終わったときに充実感をもって振り替える。そんな年になることを期待したいのである。

だからこそ思う。

明けまして、おめでとう。素晴らしい年よ、ようこそ。・・と。

そして、読者の方には、今年もViSta(ヴィスタ)もひいきにしていただければと思います。どうぞ、今年もよろしくお願いします。

2023年1月1日 藤原 裕久

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