長崎サッカーマガジン「ViSta」

【クラブレポート】社長交代と高木琢也元監督の取締役就任。その経緯と意図は?!現在・過去・未来。総力を結集する長崎


【テーマは『長崎』】

なかなかに衝撃的な発表だった。
今年3月にV・ファーレン長崎代表取締役社長に就任したばかりの岩下英樹社長が、1年足らずで社長を退任することが発表されたのだ。これだけでも衝撃的なニュースだが、後任に就くのがジャパネットグループ全体のトップである髙田旭人氏である。これだけでもうお腹いっぱいだが、そこへ持ってきて、クラブがJリーグに参入した年の監督で、2017年のJ1昇格を達成した高木琢也元監督のフロント入りまで発表された。

全てが予想外、全てが想像の斜め上だ。
半年前・・いや、3カ月前の自分に「岩下社長が退任して、旭人会長が社長になる」と言っても信じないだろう。「高木琢也さんがクラブにフロントとして復帰する」と言っても「ないよ」と一笑に付していたはずだ。それほど少し前ならあり得ない話だった。

とは言え、話を整理すると全てが一つの方向に沿っているニュースである。一見すると、話題の派手さばかりが印象に残るかも知れないが、全てが一つのテーマに集約するようになっている。そのテーマとは『長崎』である。

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