【コラム】夜明け前~ホーム最終戦を終えて~
10月15日、2022シーズンのホーム最終戦が終わった。
まだリーグをあと1試合残しているとはいえ、J1昇格の可能性もなくなり、シーズンに一区切りがついたような感がある。2005年にV・ファーレン長崎が創設されて以来、18度のホーム最終戦を経験してきた。来季への希望に胸が熱くなったこともあれば、どうしようもない悔しさに身を震わせ、寂しさ、あるいは怒り感じたこともある。満面の笑みで終わったシーズンもあった。これまでホーム最終戦の度にいろんな気持ちを経験させてもらったが、15日の夜はまた別の感情があった。まだうまく言葉にできないが、空しさと言うべきか、わびしさと言うべきか、そんな感覚と、クラブが存続するからこそ感じる安心感のようなものが入り交じった気持ちである。
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