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【アカデミーレポート】10.8.PL九州第18節 V・V長崎U-18対九国大付属~上位決戦を制し、V・V長崎U-18が2位をキープ~


8日、V・ファーレン長崎U-18は九州国際大学付属高校と高円宮杯JFA U-18プリンスリーグ2022 九州の第18節を戦い、2対1で勝利し2位をキープ。2年連続でのプレミアリーグ昇格プレーオフにまた一つ歩を進めた。

開始から七牟禮蒼杜をターゲットとした縦のボールと、右では大山晃生・喜多涼介、左では髙木獅道・伊藤小次郎が積極的に仕掛けていくサイド攻撃で攻めていく長崎。対する九国大付属はアンカーの藤井滉稀、CB米山凛・井上陽斗を中心としてカバーし、濵田大夢が切れ込む形での攻撃を狙う。


試合の主導権を握って攻めながら、シュートまで持っていくシーンの少ないV・V長崎U-18だが、前半25分に左からのクロスを七牟禮があわせて先制に成功。先制された九国大付属は、ここから長いボールとセットプレーで反撃を見せるもV・V長崎U-18は失点を許さず前半を終了。

後半に入りサイド攻撃で攻めるV・V長崎U-18に対し、九国大付属も長いボールを使った攻撃を徹底。ときおり強く吹く風の影響もあって押し込まれるシーンの出るV・V長崎U-18だが、GK秋重凜太朗が積極的に前に飛び出して対応していく。

追加点のほしいV・V長崎U-18だが、サイドから進入してゴール前に迫るもクロスの質が安定せずノーゴールの時間が続く。このまま追加点奪取は厳しいかと思われた後半84分、菊池陸斗がついに九国大付属ゴールをこじ開けて2対0。

このままクリーンシートで試合を終えたいV・V長崎U-18だったが、終了間際に途中出場の黒岩峻にゴールを決められ1対2で試合を終了。リーグ2位(V・V長崎U-18)とリーグ3位(九国大付属)の直接対決を制したV・V長崎U-18はガッチリと2位をキープした。

reported by 藤原裕久

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