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【トピックス】富樫敬真がベガルタ仙台完全移籍

12日、V・ファーレン長崎はFW富樫敬真がベガルタ仙台へ完全移籍することを発表した。

前線からの献身的なフリーランと、思いきりの良さを評価されていた富樫は、町田ゼルビアから2020年に長崎へ完全移籍で加入。大宮アルディージャなどとの競合の末に加入した富樫に対しチームも背番号9を与えるなど大いに期待をし、富樫も2020シーズンはリーグ34試合に出場し7得点と期待に応える活躍を披露した。

2021シーズンは監督交代とチームスタイル変更、さらに自身の故障もあって、出場機会は減少。特に松田浩監督が就任してからは、チームの中盤でブロックを組んで、入ってきた相手にプレスをかけるチームのスタイルと、前線で精力的に走る自身のスタイルのギャップに苦戦。FWとしての序列が低下しベンチ入りできないことも続いていた。その中でも試合出場へ向けて、トレーニングを重ねていたが、長崎加入時の監督でもある手倉森誠氏が指揮を執るベガルタ仙台の補強候補に急きょ浮上。出場機会を得ることが難しいと予想される中、契約期間などの問題もあって今回の移籍が成立した。

reported by 藤原裕久

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