長崎サッカーマガジン「ViSta」

【クラブレポート】2020年度経営情報開示。コロナ禍直撃のクラブ経営。長崎は特別利益を計上するも2年ぶりの単年度赤字

7月29日、Jリーグから昨年度、つまり2020年度の経営情報の開示が行われた。

Jクラブ個別経営情報開示資料

クラブ経営情報開示資料(2021.7.29現在)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍で最初の年の経営情報である。Jリーグが当初予想していよりはマシとは言え、やはりCOVID-19はJクラブ全体を直撃した。J1・J2・J3の56クラブ中35クラブが単年度赤字となり、10クラブが債務超過という具合である。(*2020年度については、3期連続赤字、債務超過とも財務基準に抵触しない)

長崎もJ1を戦った2018年度以来、2年ぶりに単年度赤字となった。赤字額は約1億5000万弱。2020年度の営業利益(売り上げから経費を差し引いたもの)は、10億以上の赤字で、これはJ2全クラブ中最も厳しい数字である。

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