長崎サッカーマガジン「ViSta」

【J2第17節:金沢vs長崎】プレビュー:~勝負のカギは、金沢の速攻への対応。求められる新たな力!~

▼『新潟戦の反省を克服する試合』

2-0とリードしながら、後半から投入された鄭大世に流れをひっくり返され、新潟戦をドローへと持ち込まれた長崎。この結果を受けて、「勝ち星を落した」、「勝点を2減らした」という見方は確かにできる。だが、試合直前のウォームアップで澤田崇が故障して、氣田亮真が急きょ先発するというアクシデントがありながらも、敵地で常に先手を取って戦っていたという見方もできる。どちらの見方が正しかったのかを判別する一つの材料が、今節の金沢戦だ。

急きょ、2試合目の先発を果たした氣田亮真

『決めるべきシーンで確実に決めること』
『劣勢のシーンで、ボールを持って相手を揺さぶることに力を注ぐこと』

これら新潟戦の反省を克服する戦いができれば、失った勝点は戻らなくても、今後につながる手応えを得られるはずだ。

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