長崎サッカーマガジン「ViSta」

【コラム】次代を背負う若手:植中朝日~「何でもできる」から「何もかもがすごい」へ~

一般的にプロサッカー選手の平均現役寿命は2~3年。平均引退年齢は25~26歳と言われている。高校時代に強烈な輝きを放ってプロ入りしながら、試合にはほとんど出場できないまま引退する選手も珍しくはない。だが植中朝日は18歳で選択したプロの道について後悔はない。

「(プロに)なって良かったなって(笑)。サッカーだけに集中できる環境で、毎日が刺激になっています。大学を経由してプロになるのも良いと思いますけど、どうせプロになるなら早いほうが絶対に良いと思いました。今、実際になってみて良かったなって。あらためてそう思います」

始動から積極的な動きを見せる植中

当然だろう、植中は小学校卒業と同時に故郷の福岡を離れ、日本サッカー協会(JFA)が推進するエリート教育・養成システム「JFAアカデミー」の福島校へと進学。以来6年間、国内最高峰の指導カリキュラムのもとでサッカーを追求してきたのだ。彼からすれば、ようやくスタートに立ったという気持ちだろう。

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