長崎サッカーマガジン「ViSta」

【アカデミーレポート】令和元年 高校選手権県大会 決勝戦前 木藤監督(国見高校)コメント「相手に向かっていく戦いをしたい」

○木藤健太 国見高校監督

(準決勝を振り返って)

「スタジアムの雰囲気や相手のパワーを前にして、合わせてしまうところがあるゲームでした。スカウティングはできていたので、ピッチでしっかり対応することがポイントだったと思います。あとはロングボールにもう少しうまく対応して、試合のテンポを上げたかったんですが、少し緊張していましたね。そこはどうしても経験不足な面があるので、ゲームの中で変化を感じて、対応していってくれればと思っていました。トータルでは攻撃の形とか、狙った形は作れていたと思います。満足はしていないんですが、60点くらいはあげて良いかな(笑)」

(後半、互いに押し込むことを狙った展開になったことについて)

「相手が思ったよりも前に出てきたので、点を取りに来ているなと思った。創成館はプリンスリーグでの経験があるし、やはり力を持っている。なので、慌てずに(システムが)間延びしないようにプレーさせました。怖かったのはカウンター返しを受けることだったので、そこのケアについても指示したんですが、ペナルティエリアに進入される数が多かったとは思います」

(大会を通じて守備が安定している点について)

「高総体で創成館に負けたときは、根本的な1対1やポジション取りができていなかった。勝てるチームはそういうところができる。そこの個人戦術に時間をかけて来たんですけど、全国レベルから見ればまだまだ。この大会で成長して良い経験にしてほしいですね。ここまで無失点で勝ち上がってこれているのは、やろうとしていることができているってことですから、継続していきたい。」

(決勝戦へ向けた抱負について)

「相手は力があるチーム。ウチはあくまでもチャレンジャー。小嶺先生はいろいろな経験をされているので、そこに対して引いてしまうのではなく、相手に向かっていく戦いをしたいと思います」

reported by 藤原裕久

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ