長崎サッカーマガジン「ViSta」

【連続企画】ORIGIN特別編~コーチの原点を探る~ 第30回 コーチ原田武男 ~選手としてのベストゲーム、指導者としてのベストゲーム~

毎年、多くの選手がデビューし、同時にピッチを去って行くプロの世界。成功するのは、ほんの一握りという過酷な世界に、彼らはなぜ踏み出したのか?V・ファーレン長崎に所属する選手たちが、いかにサッカーと出会い、なぜサッカーを好きになったのか、その[ORIGIN(オリジン:起源、発端、源泉、源、原因、原点]に迫る連続企画第30回。今回は[ORIGIN]の第10回(高木琢也監督)、第20回(吉田恵ヘッドコーチ)に続く特別編として、チーム創設時からV・ファーレンでプレーし、現役引退後もフロント、U-18監督を歴任し、現在はトップチームコーチを務める「ミスターV・ファーレン」原田武男コーチの[ORIGIN]に迫ります。

-原田コーチの中で、サッカーボールにふれた一番古い記憶は何ですか?
サッカーを始めたのが小学校1年生くらいなんで、そのときじゃないですかね。最初に蹴ったのがいわゆる「張りボール」で、小学校5年生のときに全国大会に出て、そこで初めて「縫いボール」を蹴ったのを憶えていますから。

*張りボール
合成皮革のパネルを“貼り”付けて作られたボール。1980年くらいまでは一般的に練習に使われていた安価なボール

*縫いボール
合成皮革のパネルを“縫い”付けて作られたボール。張りボールより高価だった。

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