【連続企画】ORIGIN~選手の原点を探る~ 第28回 MF黒木聖仁(後編)~プロでの苦闘と、サッカーの楽しさを再確認した昨シーズン~
毎年、多くの選手がデビューし、同時にピッチを去って行くプロの世界。成功するのは、ほんの一握りという過酷な世界に、彼らはなぜ踏み出したのか?V・ファーレン長崎に所属する選手たちが、いかにサッカーと出会い、なぜサッカーを好きになったのか、その[ORIGIN(オリジン:起源、発端、源泉、源、原因、原点]に迫る連続企画第28回。今回は黒木聖仁の[ORIGIN]に迫る前後編の後編です。自身のターニングポイントや、ヴァンフォーレ甲府でのことを語ってもらっています。
-黒木選手のこれまでのキャリアの中で、現時点でのベストプレーや、一番充実していたときとなると何になりますか?
今まで何回かターニングポイントというか、充実していたときあるんですよね。その一回目は小学校2年のときですね。ウチの実家って鉄工所なんですけど、ボールを蹴り始めたときに、キックターゲットみたいなのを作ってもらったんです。で、それにずっ~と蹴ってたんですよ(笑)。それでキックがちゃんと狙ったところに飛ぶようになって、同じ時期にリフティングも何回やれるかとかやってて、その数が増えていく…。その頃はやればやったぶんだけ伸びるから、楽しかったですよ。
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