長崎サッカーマガジン「ViSta」

【トピック】クラブスタッフとチームが顔合わせ!


28日、岡山戦に向けてトレーニングを行うチームのもとに、高田明社長以下、クラブスタッフが訪れ、チームとの顔合わせを行なった。4月にジャパネットホールディングスがクラブ運営を引き継いで以来、フロントスタッフの顔ぶれは大きく変わっていたが、クラブ業務の引き継ぎに追われる中、スタッフの紹介はされていなかった。今回は、業務の都合などで参加できなかった社員を除く20名余りのスタッフが顔合わせに参加。

久しぶりにV・ファーレン十八銀行フィールドを訪れたという高田明社長は、選手たちに「みんなで頑張りましょう」と声をかけ、「岡山戦にもぜひ勝ってもらいたいと思います」とチームを激励。V・ファーレンで、これほど大規模にスタッフと選手の顔合わせが行なわれたのは初めてだが、島田讓は「岡山でもこういうことはあっていたんですが、フロントスタッフと実際に顔を合せて、スタッフたちがどんな仕事をしているかが分かるだけでも一体感は強くなるのでありがたいです。良い関係を作っていきたい。」とコメント。チームに大いに刺激を与える機会となったようだった。


○高田明社長コメント
「観客動員数水増しの問題など、良くなかった部分・・膿を出しきって、みんなで頑張っていきましょうと話をしました。それから岡山戦に勝ってもらおうとも言いました(笑)。選手も社員も、みんな本当にいい顔をしていると思います。これからは少し時間が作れると思うので、一つ一つクラブの問題を解決していきたい。クラブも(もっと良い方向へ)変わってくると思いますし、気持ちの持ち方で力が何倍も出てくることがあると私は思っていますので、これからを楽しみにしたいですね。

チームも試合ごとにヒーローが出てきていているのは良いことですし、団体スポーツにおいては重要なことだと思います。V・ファーレンの社長に就任して3ヶ月が過ぎましたが、会社経営もクラブ経営も根本的な考え方は同じで、理念が大事だと思っています。何のために会社が、クラブがあるのかを感じながら運営してきたい。チームの強化といった部分では(ジャパネットホールディングスの)(高田)旭人社長も非常に協力してくれていますので、私はクラブの中のことに協力していきたいと思います。

今、社員たちは燃えていますし、チームの選手たちと顔合わせをした中でも相通じるものを私は感じました。スタッフとチームのコミュニケーションは大事です。どちらも一所懸命な姿を見せて行く必要があると思います。私は「J1に行く」といつも言っていますが、J1に昇格するのが本当に厳しいことも十分に分かっています。でも、一つのことを一生やるという気持ちでやれば実現できると思っています。」

reported by 藤原裕久

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