長崎サッカーマガジン「ViSta」

【アカデミートピックス】~トップチームのTMに参加した本田昂慎と酒井亮が感じた課題と今後の抱負~


7月16日に行なわれたV・ファーレン長崎トップチームと福岡大学のトレーニングマッチに、V・ファーレン長崎U-18所属の本田昂慎と酒井亮が参加。後半途中から出場した2人に少しだけ話を聞いてみた。

-今日の練習試合に参加しての率直な感想は?
本田 個人的にはこのままではトップチームに昇格できないと感じました。もっと自分のレベルを上げたいです。特にプレスの早さがユースとは違っていて、上手く対応することができませんでした。判断の速さもそうだし、フィジカルを含めてレベルアップしていく必要性を感じました。

酒井 パスのスピードもユースとは全然違うし、ポジショニングも少しでもミスしてしまうとやられてしまう。ユースではない感覚です。自分だけでなく、ユースのチーム全体がもっとスピード、フィジカル・・全てを上げないといけないと思いました。

-課題をそれぞれ感じたようだけど、それを踏まえて、プリンスリーグなど今後の抱負を聞かせてください。
本田 今戦っている九州プリンスリーグでは毎試合失点していて、特に前半の耐えなければいけないキツい時間帯に失点をしているので、そこを改善していきたいです。夏の間に自分たちでグッと追い込んで力をつけて、プリンスリーグや秋のJユースカップでは勝ちたいと思います!

酒井 僕も同様で、九州プリンスリーグで毎試合失点しているのはDFとして課題だと思っています。チーム全体でボールを取る位置や動きを統一して、個人としてもチーム全体としても力をつけていきたいし、全ての面をレベルアップしたいと思います。

今季のV・ファーレン長崎U-18は、指導スタッフの大幅な入れ替え、寮の移転などが相次いだ中、5月の九州クラブユースで初戦敗退、初参加している九州プリンスリーグでも現在10チーム中8位と苦戦が続いている。だが、昨年に九州プリンスリーグ昇格を達成したチームも、5月の九州クラブユースで敗れたあと夏の遠征を経て逞しさを増していった。今季のチームも必ず夏に成長し、成長した姿を見せてくれるはずだ。そのためにも2人には、トップチームに合流して得た経験をチームに還元して更なる活躍を見せてもらいたいし、そんな2人の成長を楽しみにしたいと思う。

reported by 藤原裕久

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