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【トピック】全国高校サッカー長崎県予選の話題(ベスト4)

先週から第95回全国高校サッカー選手権大会長崎県大会が始まり、30日(日)にはベスト4が決定した。準々決勝進出を決めたのは、大会の本命「長崎総合科学大学附属高校」、県央の伝統校「諫早商業」、長崎日大、国見高校といった強豪を相次いで破った「海星高校」、そして昨年の県王者「南山高校」だ。

現時点では、不安定さを見せながらも「長崎総合科学大学附属高校」が頭一つ抜けている状態だ。準々決勝の創成館高校戦でも、周到な対策を打っていた創成館を前半こそ攻めあぐねたものの、後半にミスから2失点目を喫した相手の動揺を見逃さず、たたみかけるように攻めて6-0と大勝。攻撃に特徴のある選手が多いこともあって、得点力が図抜けている。準決勝で対戦する諫早商業とすれば粘り強く戦って、こう着した試合展開に持っていきたいところだろう。

もう一方の準決勝は、南山と海星という長崎市の定番とも言える強豪による対戦。総じて選手の層では南山の方が高く有利だと思うが、海星が準々決勝の国見戦で見せたような堅い守備を、南山戦でも見せられれば海星がしたたかに勝利することも十分。どちらが勝つにせよ、面白い試合となるに違いない。また、南山高校にはV・ファーレン長崎U-15選手の出身が多いので、そちらの活躍も楽しみにしてはいかがだろうか?

reported by 藤原裕久

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