【GK 大久保択生選手インタビュー(3)】長崎への移籍、そしてGKというポジションについて。
3回に渡って掲載してきた大久保択生インタビューの最終回。今回は、ジェフユナイテッド千葉からV・ファーレン長崎へ移籍した最初のシーズンについて、そして、GKというポジションについて語ってもらった。
※本インタビューは昨年、V・ファーレン長崎クラブ公式サイト用に収録し執筆したものです。その後、諸事情で公式サイトへの掲載がなくなったために、クラブの許諾を得て今回、ViStaで掲載いたします。また、掲載を許可くださったクラブのご厚意に感謝申し上げます。
■早めに味方と相手の位置を把握することで、次のプレーに向けた準備ができるようになった
Q:2014シーズンに出場機会を求めて長崎のオファーを受けて加入するわけですが、この年の開幕直前にケガをしてしまうんでよね。
「それまでのトレーニングでずっとポジションをつかんでいたんですが、開幕の1週間前に膝を痛めてしまいました。でも、待ち続けた出場のチャンスが目の前にあって、膝の怪我もギリギリ我慢できるような感じだったので『これで休みたくない』と思ってしまったんです」
Q:膝の故障を抱えたまま出場したが、満足のいくプレーができなかったと聞きました。
「今にして思うとジェフで試合に出ていなかった分、色んなもの背負い込み過ぎていたのかもしれません。結果的に、故障したまま試合に出場するという判断が裏目に出て、チームに迷惑をかけることになってしまった。当時の映像を見ると、自分でも全然やりきれていないのがわかります。出来るはずのプレーが出来ない自分に凄くストレスを感じていました」
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