【アカデミーレポート】暫定首位キープに成功!2016年 U-18長崎県高校1部リーグ 第9節~V・ファーレン長崎U-18 対 長崎日大高校~
7月10日(日)長崎市の長崎県体育協会人工芝グラウンドで、高円宮杯U-18長崎県1部リーグ第9節が行われ、V・ファーレン長崎U-18は長崎日大高校に2-0で勝利。リーグ成績を6勝1分とし、無敗での暫定首位を守ることに成功した。
長崎日大高校と言えば、少し前まで高校サッカー選手権に長崎県代表として出場し、2年前の長崎国体でもサッカー少年の部に多くの選手を送り込んでいた強豪。だが、近年はV・ファーレン長崎U-18や創成館高校の台頭に押され気味で、今年は1月の新人戦では地区予選落ちをするなど苦戦が続いている。それでも夏の県高校総体ではベスト8に入っており、地力は十分にあるチーム。
試合はV・ファーレンがペースを握った中で展開された。秋のJユースカップへ向けてチーム強化へチャレンジを続けているV・ファーレンは、前半の早い時間帯に、この日2列目に入ったMF里昴大のゴールで先制に成功。その後もV・ファーレンがボールを保持して戦うシーンが続く。25分過ぎからやや膠着状態となったものの、前半終了間際に里がゴール前で冷静にループシュートを決めて2点差とすることに成功。この日の里は、判断の良さと鋭い動き出しで試合を通じて良いプレーを見せていた。後半、守備を立て直した長崎日大が、暑さの中で動きの落ちてきたV・ファーレンを攻めるシーンが増えたものの、決定機にミスが目立ち、試合はそのまま2-0で終了。盤石と言える戦いぶりではなかったが、V・ファーレンがしっかりと勝利を手にしたゲームだった。
次回、V・ファーレン長崎U-18の公式戦は7月16日(土)13:20(@島原市平成町人工芝グラウンド)。瓊浦高校との間で行われる第10節の予定。時間に余裕のある方はぜひ、観戦に行って欲しい。
reported by 藤原裕久