【クラブレポート】学校法人 活水学院との連携発表記者会見レポート
J2第10節横浜FC戦が行われた4月29日(金・祝)、長崎県総合運動公園陸上競技場多目的スペースで、V・ファーレン長崎と学校法人活水学院における連携発表会見が開催された。
会見には 学校法人活水学院の奥野政元 院長、井上靖久 大学副学長、中野努 事務局長、阿部麗 健康生活学部講師・サッカー部監督、株式会社V・ファーレン長崎の服部順一 取締役/GM、一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブ 鈴木英司 代表理事、菊次勉 業務執行理事が参加。
調印後、奥野政元 活水学院院長は
「活水学院は今年で創立137年目を迎え、近年は音楽、体育に力を入れてまいりました。今回の提携調印を機にV・ファーレン長崎と共に教育・文化の振興に力を尽くしていきたいと思っております。また、昨年発足した女子サッカー部を通じて、女子サッカーにも寄与したいと思っております」
と提携への抱負を述べると、服部順一 V・ファーレン長崎取締役/GMが
「昨年クラブ創設10周年を迎え、次の10周年へ向かっている我々と、長い歴史のある活水学院の連携ができたことを、大変うれしく思うと同時に責任の重さを感じています。また、大学のデザイン科へ社団のロゴやマークを立案していただくお願いをしています」と提携の感想を語った。
また、活水学院は昨年、サッカー部を発足させており、今季は長崎県女子サッカーリーグ2部に所属。会見に出席した阿部麗サッカー部監督は「現在、サッカー部は体育館で練習をしているので、今回の提携を通じてハード面でバックアップをいただければと思っています」と語り、長崎県女子サッカーをレベルアップさせていく機会にしたいと期待をにじませていた。
今後は、女子サッカー部への支援、学生の進路サポート、ホームゲームの共同運営などの企画を検討していく予定となっている。
今回の提携は教育機関、行政、V・ファーレン長崎が連携して地域活性化やスポーツ振興、人間教育などを行っていく長崎モデルの一環で、活水学院は教育機関としては6校目となる。
reported by 藤原裕久