長崎サッカーマガジン「ViSta」

【時津町タウンミーティング】~思いがけない事業展開のスタート?~

12-18-03_edited
V・ファーレン長崎がホームタウンに住む市民と意見交換を行い、今後のホームタウン活動に役立てていこうというタウンミーティング。4回目となる今回の開催場所は時津町。前回の長与町タウンミーティングに続き、今回も一般参加者3名と少なめ。だが、これまでのタウンミーティングに劣らぬ、濃い内容の話し合いが行われた。参加した3名は時津町の福祉施設で作ったものを販売する事業を展開しており、クラブと共同で進めたいプロジェクトの提案書を服部順一GMと鈴木英司事業部長へ提出。単なるビジネスでも、慈善事業でもないしっかりとした提案内容で、その場でクラブと活発な意見交換が進められることとなった。『新しいことにチャレンジする必要性』や『生活のあらゆるものと共同していく必要性』を、重視していたクラブと合致する内容であったこともあり、意見交換の大半の時間使って提案内容についての協議が進められ、提案されたプロジェクトの実現は大きく前進した。
12-18-01_edited
意外な展開となった時津町のタウンミーティングだが、服部GMは「今後、色々な団体や人、生活のあらゆるものとコラボしていきたいし、そういったことをやるためにプレゼンテーションの機会も作りたいと思っていた」と好感触を得たようだ。鈴木事業部長も「具体的に一つ、一つ始めるのが良いと思う。その先駆けをやっていただきたい」とプロジェクトに期待を寄せる。

今回、タウンミーティングでプロジェクトのプレゼンが行われたように、タウンミーティングをどう活用するかは県民やサポーター次第。クラブ運営に自分の意見やプロジェクトを反映させることができる機会をもっと生かすためにも、タウンミーティングが近隣で開催された時は参加を検討してみてほしい。

12-18-04_edited
reported by 藤原裕久

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ