【ごと日記】言葉もまだまだ全然わからないドイツで急遽1人でトレーニングを担当。《やってみること》の大切さを学んだ
▼ ごと日記10
こんにちは!ドイツ短期留学中のごとうです。
留学3ヶ月目に突入しました。生活にもだいぶ慣れて、自分なりのルーティンも出来上がってきました。
さて、今日はある日のトレーニングについて書いてみます。
いま僕はSVホッホドルフというフライブルクにある地域クラブのDユース(U12/U13)でアシスタントコーチとして活動させてもらっています。監督はこちらフッスバルラボのキチコーチ。そして僕のほかにドイツ人アシスタントコーチがもう一人います。
普段はきちコーチがトレーニングを行い、ドイツ人アシスタントコーチがサポート。ドイツ語もまだまだな僕はマーカーの片づけやゴールの設置といった手伝いや人数合わせでトレーニングに入って、子どもたちと一緒にプレーをしたりしながら、ドイツのグラスルーツサッカーを間近で感じ、いろんなことを学んでいます。
さて、そんなある日、きちコーチもドイツ人アシスタントコーチも用事で練習に来れない、ということがありました。きちコーチはお子さんの学校が秋休みということで家族で一泊旅行に、そしてドイツ人アシスタントコーチは病院の予定が入っているとのことで、急遽僕が一人でトレーニングを行うということになりまして。
1人でトレーニングをするというのは実はこれで2回目。ただ前回はきちコーチの長男くん(14歳)が通訳・お手伝いで来てくれて、Dユースでプレーする次男くんもいろいろとサポートをしてくれたので、なんとか終えることができました。
今回はそんな助っ人なしでトレーニングしなければなりません。
「一人でトレーニングできる?」ときちコーチに尋ねられた時、「やります!」と答えたものの、前回と違い通訳や練習の手伝いをしてくれる人もいないので、ゲーム形式の説明が少なく済む簡単なゲーム形式のメニュー中心にやろうと考えていました。
キチコーチにそのことを伝えると、「オッケー、わかった。それでいいよ」という答えがくると思ったのですが、ちょっと考えた後にこんな風に話しかけられたんです。
「うーん、それでいいのか?ドイツ語でコミュニケーションとるのが大変なのはわかるけど、伝えようとすることから逃げていないか?伝えるためにどんな準備をしたらいいかというところをせずに?
できるかできないかじゃないと思うんだ。やろうとするか、しないかだ」
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