【フッスバルコラム】僕がドイツ代表監督だったらこんなやり方で日本戦に挑む。ドイツ目線で考えてみた
目次—
➟ いまだにW杯モードではないドイツファン
➟ 日本代表にドイツはどう挑む?
➟ 日本のプレスはこれで無力化できる
➟ 狭いスペースのムシアラ、ミュラーを最大活用
➟ 交代選手の役割が重要
▼ いまだにW杯モードではないドイツファン
カタールワールドカップ開幕がもう2週間後に迫っている。
ドイツ代表のW杯メンバー発表が10日(木)というのもあり、さすがにドイツメディアでは「誰がメンバー入りするのか?」「誰が落選するのか?」「どんな戦い方をするのか?」を考察する記事が少しずつだが増えてきている。スーパーでもドイツ代表応援グッズがようやく立ち並ぶようになってきた。
とはいえ、だ。《開幕までじわじわと気持ちの盛り上がりを感じながら》なんてのがなく、ブンデスリーガが中断に入るや否やハイピッチで代表応援モードへの切り替えが要求されるのはやっぱりいかがなものだろう?
昨今のサッカー界では攻守の切り替えが非常に重要視されているが、ファンや関係者にも疾風怒濤の切り替えを要求しないでほしいと思ったりはする。
正直なところ個人的にはまだ全然気持ちがワールドカップモードではない。ブンデスリーガはまだ2節残しているなか、頭をそちらに切り替えているファンもそう多くはないだろう。ドイツ国内の様子を見ていても、ワールドカップっぽい雰囲気をほとんど感じないまま過ごしている。
何度も繰り返しになるが、この時期のW杯開催をいったい誰が考えて、どんな理由でオッケーとしたのか、いまだに謎だ。
愚痴ったところで開催日程が急遽変わったりなんてないのだから、粛々と可及的速やかにワールドカップモードへの切り替えを行いたい。
▼ 日本代表にドイツはどう挑む?
ここからは先日発表された日本代表のW杯メンバーを受けて、実際にドイツ代表はどのような戦いで日本代表戦に挑むのかを考察してみたい。
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