【インタビュー】日本女子プロサッカーリーグ《WEリーグ》の1年目を日独からの視点で振り返る。後編
▼ 後編では具体的なアイディアを互いに出しあった
インタビューの前編ではWEリーグ・女子サッカー界唯一の業界誌『 WE Love 女子サッカーマガジン』主筆の石井和裕さんとWEリーグの1年目についていろいろお届けした。
理念によってリーグスポンサーがついて、配信がついたり、男子のトップチームで指導経験がある監督が入ってきたことで試合内容にかなりの変化があったというポジティブな面があった一方で、果たして「これこそがWEリーグだ!」というものを打ち出すことはできたのか、というのは議論していくべき大事なテーマだろう。
「プロリーグとして考えたときに、何か社会的意義みたいなところで、日本国中の人に『よかったね、WEリーグができて!』って歓迎される雰囲気が作れなかった」という石井さんの指摘もごもっともだ。
ではどんな取り組みをすれば、女子サッカーの取り組みに社会的な意義とというものがくっついてくるのだろうか?
後編では「こんな取り組みがあったらおもしろいよね!」「こんなやり方ができたら魅力的じゃないかな?」というところに踏み込んだ僕らの話をお届けしたい。
目次—
➟ 多様性のあるスタジアムを作るのはどうだろう?
➟ 子育て中のお母さんが来やすい環境を考えてみる
➟ 遊び心のあるアイディアをやってみよう
(残り 3495文字/全文: 4035文字)
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