【ごと日記】日本人留学生と出会い、歴史に触れる大切さを知った。過去の過ちを反省し、学び、忘れないことを考えた
▼ 「将来国連の職員になりたい」という日本人留学生と知り合いました
フライブルク留学中のごとうです。今回はサッカーから少し離れて、ドイツ語学校で知り合った日本人の方のお話を少ししたいと思います。世界平和や世界史の話になります。自分がまだ無知であるので間違った解釈があるかも知れませんが、読んでいただけるとうれしいです。
ある日、学校の先生が「日本人がいるよ!」と紹介してくれました。普段はドイツ語まみれの生活でなんとか頑張ってるつもりの自分ですが、「たまには母国語で安心してお話がしたい」という思いはあります。
彼女は1ヶ月だけフライブルクでドイツ語を勉強し、その後はベルリンの大学に交換留学生として通う予定だそうです。挨拶をして話をしていると、やっぱり「なんでドイツに来たの?」という話になるわけですが、軽い気持ちで聞いた僕は思ってもいない言葉に驚かされました。
「ドイツで平和について学びたい。
そして国連の職員になって世界から核兵器をなくしたい」
とんでもなく大きな夢を語ってくれたんです。詳しく聞いてみると、彼女の出身は広島で祖父母が被爆者だと言うのがわかりました。彼女は小さな頃から核や被爆について聞くことが多く、そして大人になっていくなかで、「未だに核兵器が存在していることが許せない。だから国連の職員となって平和活動を行いたい」という思いが強くなったというんです。
自分の全く知らない世界でした。正直なところ平和や歴史というのはあまり興味を持たないことでした。普段だったらTVでやっていても特に大きく感情を揺さぶられることはなかったと思います。でも、彼女の熱意のある話にぼくももっと真剣に話が聞きたいという思いがわいてきたんです。
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