【ゆきラボ】ドイツの学校は〇〇がない。子どもと関わり、子どもを知るために必要なこと
こんにちは!日本の暦ではそろそろ大寒ですね。ここドイツでも、雪はほとんど降らないものの、朝晩は氷点下まで冷え込む寒い日が続いています。
12月に中止された子どもの試合も部分的に再開されています。めっちゃ寒いですが!
州によって異なりますが、私たちの住む地域ではまもなく学校の前期が終了するところ。9月に始まった年度の折り返し地点です。通知表が配布され、それをもとに進路や選択科目を決めたり、教師と面談をしたりする時期になります。
ドイツの学校には授業参観がありません。私たちの地域にだけ無いのではなく、他の学校でも聞いたことがないですし、「授業参観」にあたるドイツ語の単語もありません。義務教育の間は毎年必ず授業参観があり、親が参加する学校の行事も多かった日本からすると、ドイツの学校で親が学校に足を踏み入れる機会はずいぶん少ない気もします。
もちろん、授業参観があったからといって、そこで見られる授業風景が本来のクラスの姿かというとそんなことはないでしょう。子どもも先生も、少しでも良いところを見せようと、普段以上に張り切ったり緊張したりするでしょうから。学校行事にしても、コロナ禍で行事の企画・運営が難しくなっている中、簡素化できるものは簡素化するという選択はありなのではと思います。
では、子どもの学校での普段の様子を知るにはどうしたらいいでしょう?
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