【きちゼミ】フッスバルラボメディア発信研究グループというのを立ち上げてみた。質の伴った情報を上手に発信できないともったいない
▼ メディア発信てどうやったらいいんだろう?
フッスバルラボでは現在会員対象の交流会を頻繁に行っています。これまでは【指導者グループ】【保護者グループ】【グラスルーツグループ】と活動し、自分たちでテーマを持ち寄り、自分たちでできる解決策をディスカッションしています。
【会員限定】フッスバルラボ交流会へのお誘い
それぞれのテーマについて話し合う、グループワークを行っています
・指導者
・保護者
・グラスルーツ編集ごとうは指導者グループに入ってます。
自分の考えを発信する機会はとてもいい経験になり楽しんでます? https://t.co/bx8lCZUXbz
— 中野 吉之伴 フッスバルラボ 事務局 (@kichi_maga) March 9, 2021
先日新しいグループとして【メディア発信研究グループ】も立ち上げました。どれだけ大切な情報と思っていても、その情報を必要としている人のところに届かないともったいない。でも具体的にどんなことをしたらいいかわからない。僕自身も悩んでいる点です。
「告知にご協力ください!」とお願いして、「わかりました!」となって、当該記事をシェアしてもらう。それだけでもすごくありがたい。ものすごく感謝しています。ただ、じゃあ逆に僕がそうやってシェアされてきたものをクリックするかというと、うーんってなるのは否めないんです。
紹介してくれる人はみなさん、良かれと思ってやってくれているから、その影響が大きく広がるようなメディア発信の仕方を共有できたらお互いにプラスになると思うんですね。だからそのあたりを掘り下げて考えていきたいと思っています。
今回はメディア発信研究グループ第一回ミーティングの様子をお届けします。
▼ 何を発信?誰に発信?どうやって発信?
FK メディア発信研究グループで、何を発信したいのか、だれに届けたいのか。皆さんで認識を合わせたいと思っていた。僕の中ではフッスバルラボで話をしている育成、体のケア、心のケアとかの大切さを、スキルにしか目がいってない指導者や保護者に伝えたい。
重要性を理解してもらって子どもたちに還元してほしい。そう考えるとジュニア、ジュニアユース、ユースの指導者・保護者がターゲットかなと。
中野 ぼくがやっているWEB講習会に参加してもらった方から、「よかったです!」「勉強になりました!」とは言ってもらえても、そこから広がっていかないというのが僕も悩みなんです。発信してくださいという話をするけど、してくれる人はなかなかいない。
FK 僕の中でも悩みというか。中野さんとか池上さんの話、佐伯さんとかいい話があって、出たらみんな、それまで興味がない人でも、「そうだよね!」という内容だと思うんですけど。でも興味がないから、そもそも費用が発生するものに対して申し込みしてくれない。
そこがボトルネックで。うちのコーチや近隣のコーチとかにも発信するんですけど、何十人に発信しても参加してくれるのは1,2人。最初の一歩を踏み出してもらえないというジレンマがある。アンテナを張ってない人を引き込むのにどうしたらいいかなというのを考えています。
中野 僕ももっと気軽に聞けるコンテンツも作らないという思いでやったのが、池上さんと倉本さんと藤代さんとやったユーチューブライブなんです!
誰でも聞ける場を作って、そこを入り口にしてもらえたらなと。それぞれを知ってもらって、深く知りたい人はそれぞれの講習会にも参加してもらってという流れを作りたいなと思っています。
だから、そうした時に「こういう会があるんですよ。無料だし、だれでも気軽に聞けますよ」という情報を広げてもらうためのネットワークを築いていきたいと思っています。じゃあそのネットワークをどう作るんだというのが大事なテーマですね。
MA 中野さんとこうやって話をさせてもらったり、池上さんとつきあわせてもらってる中で、4年前にうちの学校に大学出てきた子が、サッカーやったことなかったんですけど、僕と一緒にサッカー部の顧問を2年間持って。池上さんとも付き合いがあってこうしたやり方でやってるよとしていたら、彼はすごい興味を持ってくれて。
彼はもともとバトミントンをやっていたけど、そこはすごいトップダウンで、僕と出会わなければ、顧問になったら上からがーがー言ってやらせるだけの指導者になっていたと思うんですけど、僕のやり方を見て「このやり方いいなぁ、子どもが生き生きしているなぁ」と。
彼は2年前にバレー部の顧問になったんですよ。バレー界大変なんですけど、その中で異端児としてそのやり方を貫こうとしている。あと先日はバスケット部の顧問がそうした形になってきたり。地元の中学のサッカー部を見ている指導者もだんだんそうなったり、近くの少年野球やってる人も池上さんの講習に足を運んできたりとか。
自分の中で深く付き合ってる方とか、そうのにちょっと興味が出てる方とかには話をしたり、指導を見てもらったりすると納得して、共感していただけるんですね。
ただ全くそうじゃない人には全く話が通じない。他の付き合いのあるクラブの人は「良いなぁ」といってくれるんですけど、うちのことを全く知らない保護者とかにはどうやって発信したらいいなぁというのは考えているんですけど。
池上さんが保護者向けの講習会やっていたので、無理言ってうちの保護者会がちょうどその日だったので、僕がズームに入ってそれを大きく映して保護者に見せてもいいかというのをやってみたら。許可をもらえたんですけど、それでも保護者の人は興味が薄くて、定例の話が終わったら帰ってしまう人とか、途中で興味なくして帰ったりとか。自分のところの保護者でも興味がないとなかなか見てもらえないなぁと。
今度ちょっとWEB座談会に出ることになったんですね。日本の強豪校とかJ下部にいた人がドイツで指導者の勉強をして、自分が受けていた指導は間違っていたというのに気付いたというのがあると面白いねという話をしていたところ、いろんな縁で僕と池上さんと荒岡さんとケルン体育大学の学生3人さんと一緒に講習会をすることになりました。
【対談】
実が伴ってなくても派手な宣伝で客寄せがうまいと人が集まったりする。「五勝出 だからこそ実が伴っている人こそやっていかないと、実際にサービスを享受する子どもたちが、本当にいいものを受け取れなくなるんじゃないかという懸念はあります」
— 吉之伴@??サッカー指導者 (@kichinosuken) May 3, 2021
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