【インタビュー抄訳】長谷部誠契約延長記者会見「ボランチでまたうまくいくとは僕もびっくりしました」
▼ ドイツ人記者対象 契約延長記者会見の様子
アイントラハト・フランクフルトは元日本代表キャプテンの長谷部誠(37)との契約をさらに1年延長したと発表した。それを受けて3月10日にリモートで記者会見が行われたのだが、最初20分はドイツ人記者へ、次の20分は日本人記者を対象にと両方に対応してくれた。
おそらく日本人記者対象の記者会見の様子は様々なメディアでアップされると思うので、ここではドイツ人記者対象の記者会見の様子をお伝えしたいと思う。
15人ほどのドイツ人記者が参加。参加者リストの名前を見る限り、日本人で参席していたのは僕だけだった模様だ。
場の雰囲気はとても柔らかい。長谷部は時折冗談を口にすると、みんな画面の向こうで大笑い。こうした関係性を築けていることってすごいと思う。
長谷部のドイツ語はシンプルで端的。言葉多く話すということはないけど、でもツボをしっかりと抑えて語るべきポイントを外さずにストレートに伝えるから、ドイツ人記者も「うんうん!」と大きくうなずくのだ。このツボを押さえるという能力はおそらくピッチ上でもとても大切なものだろう。
▼ 一問一答
いまフランクフルトはチャンピオンズリーグ(CL)出場を狙える位置につけているが、CL出場を目標としてとらえている?
長谷部 大きな目標ですね。もう一度CLに出たい。いま順位表では4位につけているし、現実的な目標といえると思います。でもこれからも謙虚にとどまることが大事ですね。ライバルは多い。ヴォルフスブルク、レバークーゼン、ドルトムント、あとボルシアMGもいますね。あと10試合。常に次の試合にむけて集中して取り組んでいきたいです。そして願わくば目標を達成することができたらいいですね。
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