アーカイブ:U13トレーニングメニュー
▼ トレーニングメニュー(全体)
ウォーミングアップ1「相手守備裏でパスをもらう練習1」/ウォーミングアップ2「相手守備裏でパスをもらう練習2」/メイントレーニング1「ハイイテンシティの2対2」/メイントレーニング2「相手プレッシャーがある中で、意図的なビルドアップからの展開を狙う」
ウォーミングアップ1「4:2で意図的にタテのパスコースを作りだそう」/ウォーミングアップ2「縦方向を意識したビルドアップ」/メイントレーニング「縦方向を意識したビルドアップからチャンスメイク」
ウォーミングアップ1「ボディコンタクトを取りながらコミニュケーションアップ」/ウォーミングアップ2「パスを回しながらいろんな動きをしてみよう」/メイントレーニング「ボールキープゲーム1:4対4+4フリーマン」/紅白戦
▼ ウォーミングアップ
ドルトムントU23トレーニングをアレンジ。シンプルなパスメニューでも戦術的な動きを大切にしよう(20年2月2日)
友人でもあるヤン・ジーベルト(ドルトムントU23監督)の練習を見学していたときのトレーニングを紹介(動画もあり)。シンプルなトライアングルによるパス交換だが、その中にパスの距離感と動き出しのタイミングが求められる。シュート練習へのアレンジもあり。
パスをただ回すのではなく、どこからどこへボールを運ぶのかをイメージしながらのパス練習だ。相手の裏を取るために、大事なのはスピードよりもタイミング。その辺りを特に意識しながら取り組もう。
「プレーしやすい手を使ってサッカー感覚を養おう。ハンドボール・ヘディングゲーム」
ドイツでは大人にも子供にも人気のウォーミングアップメニュー。手を使ってパスをして、ゴールはヘディングでだけ。アレンジを加えることで様々な要素を鍛えることもできます。
ロンド(とりかご)に攻撃方向と戦術理解に取り組みやすいようなルール設定を加えたもの。パスを回す意図を持つことでスキルアップにつなげることができる。
ボールキープのトレーニングは攻撃方向を定めることで、プレー選択肢の整理をすることができるようになる。パスを引き出すためのポジショニング、パス回しを身につけよう。
▼ メイントレーニング
2対2を連続で続けていくことで、インテンシティとテンションを高く保ち、その中で的確な判断ができるように取り組んでいく。ルール的にはシンプルなので、子どもたちもすぐに夢中になれる。
「意図的な動き出しで、ビルドアップから攻撃方向をしっかりつける」
ポゼッションは何回パスを回したかが大事ではなく、パスを回しながら攻撃の起点を作り出すことが大事。そのためには意図的な動き出しで、攻撃方向を作っていくことが求められる。
試合では縦パスを出したところでおしまいではなく、そこからチャンスメイクにつながることが大事になる。ミニゲーム4つとフリーマンを置いたゲーム形式で意識的に取り組む。
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