KAGOSHIMA SOCCER MAGAZINE“カゴサカ☆”

【鹿児島ユナイテッドFC 6/6トレーニング後 監督・選手会見コメント】

【鹿児島ユナイテッドFC 6/6トレーニング後 監督・選手会見コメント⚽️】

2023.6.6

大雨の中集中したトレーニングが行われた。“7戦負けなし”ーこの好調の理由を監督、選手はどう分析しているのだろうか。

今日のトレーニング後 大嶽直人監督、有田光希選手、中原秀人選手の会見コメントをご紹介します⚽️

【大嶽直人監督】

雨の中ありがとうございます。こういう中でもしっかりトレーニングできたことは良かったですし、選手の動き、集中力だったりポジション的に全選手が意欲的にやってくれたので非常に良かったと思います。

これを維持して、出来るだけいいパフォーマンスが出るようにチームとして頑張って行きたいと思います。

 

Q.雨の時期に入ってきましたが、この時期だからこそ気を付けることはありますか?

イレギュラーの中でしっかりと選手のコンディションやパフォーマンスがいちばん大事かなと思っていて、そこに対してしっかりと気を配れるかというのが大事なので、そこを注意しながらトレーニングを見ています。

 

Q.今日の練習では少ないタッチ数でボールをつなぐことを意識している場面もありましたが、その意図は何ですか?

 

出来るだけゴールに進むっていうことで、全体が方向性とか矢印を向けるということと、距離感だったりとかその後の切り替えが入るようにというのと、あとはこういう中でも何が起きるか分からないので、ミスした後の反応だったリポジショニングだったりそういうことをしながら、ゲームに近い中でどれだけ一人ひとりが反応を持っているかとか、チームとしてやるべきことが頭に入っているかというところを見ながらゲームをやりました。

 

Q.雨の中での練習でも選手たちそれぞれがより競争をしている雰囲気にあふれていますね

 

怪我から戻ってきた選手もいるので、改めて今出ている選手も、もう一回ポジション争いが非常にポジティブに起こっていて、みんなやる気がみなぎっているというか、そういう意味でも出ている部分があったので、非常に良かったなと思います。

 

Q.米澤選手もボールを触れるところまで戻ってきましたね!

 

部分合流で入ってきて、彼が入ることでまた雰囲気も違ったので非常にありがたいなと思っています。

 

Q.チームは7試合負けなしですが、今どういう強みを出せていますか?

 

鹿児島らしいサッカーが出来てるっていうのと、攻撃のところはポケットへの進入だったり、サイドのアタッカーがスピードアップしたパワーアップしたというのは感じ取れます。守備のところも、最後のゴールを破らせないというところではその意識が高くなっているのかなと思います。そういうちょっとしたところですけど、大きなミスはなく小さなミスで最小限に抑えているところでこういう結果につながっているかなと思いますので、そこは引き続き注意力を持って臨んで行きたいなと思っています。

 

Q.ナイトゲームも始まっていきますが、夏の時期暑い時期に対してどのように臨んで行きたいですか?

 

本当にこれから全選手が必要になってくるので、いいコンディションとパフォーマンスが出せている選手を出していかないといけないなと思いますし、ホームではナイターでアウェーでは昼間の試合があっていろいろ寒暖差があったり、日差しの違いがあったりしますけど、そこはでもしっかりうまくコントロールできるように、チームが良い方向に行くように頑張って行きたいなと思っています。

【有田光希選手】

 

今日は天候が悪いなかでしたけど、集中したトレーニングが出来たと思いますし、チーム全員で声を出し合いながら良いトレーニングが出来たと思います。

 

Q.得点の意識の部分で、前の選手だけでなくチーム全体でという声がありましたが、有田選手自身どのようにとらえていますか?

 

やっぱり点を取るにしろ、個人で打開する状況という事もありますけど、チーム全体でボールを持ちながらも。持つことだけが目的になると、チームとしても攻撃でシュートで終わるというのは少なくなってしまします。前節はシュートを多く打っていましたし、決めきるだけの状況というのは作れていたと思うので、そういったところは前節だけではなく今後の試合も継続してやって行けたらと思います。そういうところを全体で意識しないと、ボールを前に運びながらシュートで終わるというのはなかなか難しいので、そういったところを全体で共有できればと思います。

 

Q.一方で決めきるという部分では有田選手に託されている部分が多いと思いますが、ご自身の中ではどう思われていますか?

 

今シーズン、後半途中から入った選手が得点するという試合が多くて、僕としては昨年たくさん点は取れましたけど、チームとしての戦い方を考えたら、この後半で交代選手が点を取って勝てるのがチームとしての勢いがすごく出てると思いますし、そういったチーム力としての向上っていうのも、昨年より上がっているんじゃないかなという手応えは感じるので、現状僕も途中から出ることが多いですけど、ゴールというのは意識して試合に入っていますし、僕が取れれば僕個人としてもうれしいし、モチベーション高くなりますけど、僕が絡んでのゴールも多くなっていると思っているので、そういうところでチームから流れを変えたりとか、会場の雰囲気を変えたりとかは意識して入っているので、もちろんスタートから出たい想いはありますけど、与えられたポジションで役割が何かっていうのを理解しながら、試合に臨んで行きたいなと思っています。

 

Q.今の話を聞いているとチームがひとつになってきて、それぞれが任されたところでそれぞれの仕事を果たしてというところがシーズン初めからだいぶ整って来ているのかなと思いますがいかがですか?

 

開幕して何試合かは、やれることとやりたい事と少しギャップがあったのかなっていうのがあったんですけど、そこが整理されてからは、チームとしてやろうとしてることは統一されてきていると思いますし、質も最初よりは上がっていると思うので、まだまだ向上していかないといけないところはありますけど、そこを到着点にするんじゃなくて、別にしながらそこから上積みっていうのをシーズン通してやれていけたらいいなと思います。

【中原秀人選手】

今日の練習は、オフ明けだったのでしっかりと体を動かす部分と、狭いコートでタッチ数の制限ありながら全員が動いてボールを動かすというところを意識して出来たと思います。

 

Q.髪の毛の色がガラッと変わりましたが、気分を変えたかったのですか?

 

気分をというより、普通にイメチェンというか。

 

Q.こんな明るいヘアスタイルは今まで見たことがありませんでした。勇気がいりましたか?

 

勇気は要らなかったですけど、髪の色を変えてからみんなから賛否両論というか、みんなから言われて…コミュニケーションとれてよかったなと思います。

 

Q.直近7戦負けなしという結果ですが、チームとしてどういうところがかみ合ってどういうところが上手くいっていると感じますか?

 

まずは守備のところで、前線からしっかりと連動した守備が出来るようになってきたかなというところがひとつと、キーパーから含めてビルドアップのところが安定してきたからかなと思います。

 

Q.そういう変化は、選手たちのコンディションが上がって来たのか戦術理解が深まって来たのかどちらのイメージですか?

 

戦術理解が深まって来たからかなと僕は思います。

 

Q.チームの最初の頃より、全体に浸透してきた感じですか?

 

最初のころ上手くいかない試合が何試合か続いたので、その分選手が危機感を持ってやれたことが今の状態につながっていると思います。

 

Q.在籍の長い中原選手からアドバイスをしたりというのもあったのですか?

 

いや、そんなに。アドバイスというか普通にコミュニケーションとるくらいですけど、のびのびとやることが良いプレーにつながる選手も多いので、これからもそこは引き出せたらいいなと思います。

 

Q.12節終わって、シーズンの約1/3が過ぎましたが、今期のチームの歩みとしては、上手くいっている手応えはありますか?

 

最初のころ勝ち点こそ取れた試合もありましたけど、あまり思うようにうまくいかない時期があったので、ここ最近は結果も出てきて内容も完壁ではないですけど徐々に良くなってきているのは選手も感じていると思います。ただここから先まだ長いのでそういう悪い流れだったり、そうなったときにまたしっかり踏ん張って、この良い時期のサッカーをみんなで思い出してやれれば問題ないと思っています。

 

Q.前節久しぶりに得点がなかった試合になりましたが、いま攻撃の面で点を取るために大切になってくることはどういう部分ですか?

 

前節点取れなかったですけど、良い守備からシュートまで持っていけるシーンがいくつかあったので、ああいったシーンが増えると相手のビルドアップも少し躊躇してしまう部分があるので、それを続けていければ点は入るかなと思います。

 

Q.大嶽監督からも今の形を続けていくことが大事だという言葉がありますが、選手としてもそういう理解ですか?

 

そうですね、しっかりと攻守において整理出来てる部分もたくさんあるので、また相手がそれ以上に上回ってきた時に、我慢強くやるだったり、何かこう違いを見せて行く必要があるかなと思います。

 

Q.上位につけていることは今チームにとって自信になっていますか?

 

実際連勝している間も、相手もそこまで上位にいるチームではなかったので、そういう意味では自信をつけたというよりはさぐりながらやっている部分も少しあります。ここからは上位のチームとの対戦も多くなってくるので、そこでまた自信を深めれたらいいなと思います。

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