KAGOSHIMA SOCCER MAGAZINE“カゴサカ☆”

【2022シーズンスタジアムを盛り上げたスタジアムのマドンナ “ゆないくーおねえさん”野元澪さん インタビュー】

【2022シーズンスタジアムを盛り上げたスタジアムのマドンナ “ゆないくーおねえさん”野元澪さん インタビュー】

 

2022シーズン、突如ピッチに現れたスタジアムのマドンナ“ゆないくーおねえさん”

どんな時も明るい笑顔で今シーズンのホームゲームに華を添えた。

気になるゆないくーおねえさんとは・・・!?

(野元さん:フィールドプレーヤー1st 有賀:フィールドプレイヤー 2ndユニフォーム着用でインタビュー!)

―自己紹介をお願いします!

 

鹿児島ユナイテッドFCでオフィシャルマスコットキャラクター“ゆないくー”のアテンドを担当しています“ゆないくーおねえさん”の野元澪です。よろしくお願いします!

 

 ゆないくーおねえさん野元澪さん!今年話題の人になりましたね!

 

皆さんすごく注目していただいて・・!ありがとうございました!

 

―改めてゆないくーおねえさんとはどんな存在ですか?

 

ざっくりますと、鹿児島ユナイテッドFCのマスコットキャラクターゆないくー

薩摩犬のかわいいキャラクターがいるんですけれども、ホームゲームでアテンドとしてホームゲームを盛り上げる形で、スタジアムを一緒に歩いたり、サポーターと交流したりしています。

 

―突然現れたじゃないですか・・・!?ざわつきましたよね!

 

本当に何も言わずに、突然お散歩で突然登場したので、多分サポーターさんも、「え・・?誰!?」みたいな感じだったと思うんですけど、でも手を振ったら手振り返してくださるんですよ!絶対皆さん、絶対誰?あの人?ってなるじゃないですか。優しいですよね!

 

―この1年ゆないくーおねえさんとして活動されていかがでしたか?

 

最初は不安も正直あったんです。受け入れてもらえるかどうかとか、やっぱり前のアテンドさん“小林くんさん”(鹿児島ユナイテッドFCスタッフ)もいらっしゃったので。

でも本当優しくて温かいですよね皆さん。「おねえさーーん」って声をかけてくださって

 

最終戦でピッチから見ていて嬉しかったのが「ゆないくーおねえさん」というパネルとか出してくださっていたサポーターさんもいらっしゃって。それがすごく嬉しくて!

 

この1年を手探りで、色々挑戦していったんですけど・・・楽しかったです!そんな1年でした。

 

 ―この1年、印象に残ったシーンはありますか?

 

やはりどの試合も勝敗に関わらず全部印象に残ってるんですけど、特別な1試合は選べなくて・・・!でも一番好きだったシーンがありまして、今シーズンから試合の後勝利した時に、全員でジェスチャーで「乾杯―――!!!」するんですよ。

それが一番好きでした!

 

 ―実は野元さんは以前白波のピッチに立っていたことがあるんですよね!

 

そうなんです!

2019年から2020年の2年間なんですけど、鹿児島ユナイテッドFCオフィシャルチアダンダンスチーム「ネイビースターズ」で活動しておりました。

 

―ネイビースターズに入るきっかけは?

 

元々チアダンスを見るとか踊ることが好きで、鹿児島にも色々なチームがあるんですけれど、ちょうど高校を卒業するタイミングで、次何か自分でちょっとしたいことを見つけたいなと思っていた時に、ネイビースターズの募集があったんです。そこでやりたい!と思って飛び込みました。

 

―サッカーは元々好きだったんですか?

 

父と兄がずっとサッカーをしていまして、小さい頃から見に行ったりとか、家ではテレビでサッカーが流れている家庭に育ったのでサッカーの環境にはいました。

  

―サッカーでチアダンスができることはいかがでしたか?

 

はい!家族がサッカーを見る、サッカーを見るついでにも私を見る!感じで応援にも来てくれてたので(笑)。嬉しかったですね。

 

―チアは経験者だったのですか?

 

高校のときに、習ってたわけではないんですけど、野球が強い高校だったので、野球応援という形でチアをやっていました。

 

なのでチアはやりたかったんです。ユナイテットのネイビースターズのオーディションあります!・・・これは行くしかない!と思いますよね。

もう勇気を出してユナイテッド宛にメールを打って、飛び込みましたね。

  

―でもすぐにステージに出られる訳ではないんですね

 

私は思い切って飛び込んだものの、経験者ではないので、最初は練習生という形で1年間練習して、2019年のオーディションで合格をいただきまして、2年間ネイビースターズを務めました。

 

―実際白波スタジアムのピッチで踊っていかがでしたか?

 

その観客席から見ていたので、自分がそのピッチ上に立つという瞬間は、本当に嬉しかったですし、あの光景が忘れられないですよね。

 

―1年間お休みを経てゆないくーおねえさんとしてデビューしたんですよね

 

2021年は1年間お休みをして、今年からネイビースターズを卒業して、そのままゆないくーねえさんとして活動を始めました。

 

―ゆないくーおねえさんになる経緯を聞いてもいいですか?

 

もともとネイビースターズ時台からゆないくーと仲が良かったんです。お休みしていた期間もサッカーの試合を見に行ってたので、ゆないくーには会っていたんです。そこで声をかけていただいて。・・・こうなりました!

  

―今は働きながらゆないくーおねえさんとしての活動もされているんですね

 

はい!ウィークデーは仕事をして、お休みの日はゆないくーおねえさんです。

 

 ―どんな気持ちでゆないくーおねえさんをつとめているのですか?

 

 やっぱり毎試合見に来てくださる人たちも違いますし、やっぱりゆないくーは目立つじゃないですか。ゆないくーの可愛さをどれだけ皆さんにアピールできるかを考えています。

やっぱりサッカーを見に来てくださるのはちろんなんですけど、それ以外の部分でも楽しんでもらえるように常に考えて活動してます。

 

―そして今日は来シーズンユニフォームを着てくださっています!

 

かわいいですよね!今着ているのがファーストユニフォーム、鹿児島の屋久杉の代表的な木目の一つ「虎杢(とらもく)」をイメージしています。襟が水色で印象的ですよね。

そしてとても軽いんです!!

 

 ―2023年の目標はありますか?

 

目標はもっとサッカーを見に来てくださる人が増えればいいなって思うので、そのお手伝いができればいいなって思ってます。

 

―そしてやはり来シーズンは・・J2昇格!実現しましょう!

 

もちろんです。上がりましょう!

そして勝利の乾杯をたくさんしましょう!

 来シーズンもゆないくーおねえさんの活動を続けると宣言してくださった野元さん。

“ゆないくーおねえさん”の契約更新にファンの皆さんからも喜びの声があがる。

来シーズンもゆないくーと共に鹿児島の新しい景色を描いてくれるだろう。

ゆないくーおねえさん野元澪さんに来シーズンも注目だ。

 

(インタビュー・有賀真姫)

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