【#カゴサカ新加入選手応援企画vol.2】『鹿児島で新たな挑戦を』ーロメロフランクが鹿児島のサッカーをさらに熱くする
【#カゴサカ 新加入選手応援企画 vol.2】『鹿児島で新たな挑戦を』 ―ロメロフランクが鹿児島のサッカーをさらに熱くする
体の強さ、ボールキープ、味方を活かすプレー、推進力、得点力、そして“気持ちの強さ”
限りないストロングポイント持つ選手が鹿児島ユナイテッドFCに加入した。
アルビレックス新潟から移籍した注目の新加入、ロメロフランク。
「鹿児島で新たな挑戦を。そしてJ2昇格を成し遂げたい」
強い気持ちで今シーズンをここ鹿児島で戦う。
ロメロフランクが鹿児島ユナイテッドFCを選んだ理由や、鹿児島の課題、そしてロメロが愛するあの勝利の歌についてもここに記そう。
鹿児島ユナイテッドFCを選んだ理由
「クラブがオファーをくれて。自分をここまで評価してくれる鹿児島ユナイテッドFC
に感謝です。自分も新しい挑戦をしたくて。今はJ3ですがJ2を目指しているチームなので、自分もここで挑戦したいと思いました」
2021年12月28日“ロメロフランク完全移籍加入”のニュースに鹿児島が沸いた。
これまでJ1、J2のチームで多くの経験を持つ、そしてそれぞれの所属チームのサポーターに常に愛されてきた選手が鹿児島への加入を決断した。
「鹿児島は暖かいですね。(出身地の)ペルーは暑い国。冬もあるけど寒くないので、鹿児島に似ています。」
J2昇格に向けた鹿児島の課題とは
様々なチームを経験してきたロメロフランクにあえて鹿児島の今の課題について聞いてみた。
「ボールを大事にするところとか、奪ったボールをまた相手に渡すのではなくて、
しっかり自分たちが握ってできるだけボールを保持するところ。あと細かい部分ですが
パスの精度ももう少し改善しなければいけないと思う」
紅白戦直後だったこともあり具体的に改善点は見えていた。こうした経験豊富な選手が感じる課題は鹿児島にとって大きなプラスになることは間違いない。
そして本気で鹿児島と共にJ2を目指すからこその明確な課題への提言だと感じた。
その中でロメロフランク自身のチームでの役割とはー
「求められているのは得点のところ。まわりを活かすプレーを求められていると思います。チームのためもそうだし、自分のためにもストロングポイントを出していきたい。」
豊富なストロングを持つロメロフランクの加入で鹿児島の攻撃サッカーはさらに面白くなりそうだ。
“イクメン”な一面も
「子供がいる選手が多いので、どこの幼稚園行っているとか、この公園がおすすめとかオフの日どこに連れていくとか!色々な選手と話をしましたね」
キャンプ中選手同士でのコミュニケーションで印象にのこった会話についてこう答えてくれた。
「もう少しで3歳なんです。大変ですけどね・・カワイイです。オフになると子供を遊ばせたりするので“イクメン”・・・なんですかね!」
ピッチを離れると優しいパパの顔に。家族を大切にする姿も魅力の一つなのかもしれない。
鹿児島でしてみたいことは?
「奄美大島に行ってみたいです。海が好きなので海のきれいな所に行ってみたいです。」
奄美の青い海でロメロにとっての大切な勝利の歌、マルーマの“Agua de Jamaica”をBGMに鹿児島を満喫してほしい。
ロメロフランクのストロングポイントはプレー面だけではない。
その彼の人柄にも惹かれていくサポーターも多いだろう。
“新しい挑戦を鹿児島で!”ロメロフランクと共にJ2へー
(取材・文 有賀真姫)